エンジンは掛かるけどガタガタいって、前にも後ろにも進まなくなったとご連絡が入りました。
平成16年式 LE-DA62V K6A 3AT 走行距離75,000km。
症状を確認します。
セルを回すと、燃料切れのような雰囲気で、初爆があって一瞬アイドリングが続きますが、ブルブルと不安定になりエンストします。これがお客様のおっしゃる症状ですね。
デフかA/Tがロックしたのかとびっくりしました。
燃料ホースを指でつまむと手応えがありませんので燃料ポンプが作動していない様子です。
燃料タンクを降ろしてポンプを確認してみます。
ひどい汚れです…
ここまで汚れているのははじめて見ました。
燃料タンク内にもヘドロ状の汚れが付着しているのが確認できましたので、お客様にはタンク、ポンプの両方の交換をおすすめしましたが、10万キロ程度で乗り換える予定をしているので、ポンプのみの交換で対応して欲しいとのこと。
タンク内の汚れがひどいので、今後同じような詰まりが発生する時期が予想できない旨十分お伝えし、修理を完了しました。
ポンプ、フィルタを分解し、一晩乾かしたものです↓
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L502Strxx says
免許とりたての頃、軽自動車に軽油を入れていてGSのスタンドマンに注意され気付いて慌てて、ガソリンを入れましたが、しばらくの間ガラガラとエンジンが鳴った記憶があります。
今のL502STR-XXに関しては、納車一週間にオーディオ交換していたら全く車が動かなくなりました。・・・
燃料ポンプ発注納品していただきましたが実はバッテリー直から取っていたそうです。