マスターエースサーフが入庫しました。
平成2年式 E-YR21G 5MT 走行距離120,000km。
「クラッチペダルが固くて踏み込むのに疲れる。これはこんなものなのでしょうか?」とのことで早速症状を確認します。
実際踏み込んでみますと、とても固くて運転に集中できないくらいです。
「こんなもの」ではありませんので、お預かりすることにしました。
簡単な故障事例ですので、結果から申しますと、クラッチディスクの摩耗が進んだ→だんだんクラッチ操作が重くなってきた→それでも無理に踏み込んでいたのでマスターシリンダプッシュロッドの先にあるダンパーに曲がりが生じてうまく踏力が伝達できなかった。
という感じです。
マスターシリンダから液漏れもありましたので、インナーキットの交換を実施しました。
ワンボックス車のクラッチオーバーホールは、クラッチ本体よりマスターシリンダの脱着の方が時間がかかります。
メーターパネルを外したりしてその奥にあるマスターシリンダを取り外すのですが狭く体勢も良くありません。
元のクラッチディスク&カバーは社外品でしたから、少なくとも一度はクラッチオーバーホールを実施していたようです。
オートフレンズ says
懐かしいクルマですね。
もううちではYR系の管理ユーザーはいないもので…
マスターのオーバーホールですか…
たしかに狭そうな箇所に内蔵されていますものね。
クラッチ交換とあわせての作業ともなると、
さぞかし時間もかかるでしょうが、
見違えるほどのフィーリングになったのでは?
そうそう…
ミッションジャッキはうちと同じものです!
たけし says
他にYR21GのAT車と、YR26Vなんてのもあります…
マスターのオーバーホールと合わせると標準5時間程度とのことですが、もう少しかかってしまいます。
すごくいいフィールになりましたよ!これでまた乗り換え時期が遠退きますね。
このミッションジャッキはいつの頃からあるんでしょうか?とても使いやすくてもう一つあるのですが、こちらを選択してしまいます。