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特注コイルスプリングを用いたサスペンション適正化 ~ローダウン傾向の改善~(アルファロメオ GF-916C1 GTV V6 3.0)

2020年10月11日 By ITS 6 Comments

長年の懸案だったアルファGTVの車高(ライドハイト)。

初めて拝見してから早5年が経過しました。

平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 116,000km



当時、約7万キロ走行だったGTVは特にフロント側の車高が低く、路面の軽い凸部で底突きする状態でした。

オーナー様は、『スポーツカーだから低い車高は仕方がない』と、マンホールを避けたり、大きな段差では速度を落とすなど、普通に走れる状態ではないのを特別な走法で回避されている様子でした。

いくらスポーツカーだからと、一般道を快適に走行できない市販車はどこかが間違っています。

《以前の記事》サスペンション組み直しによる乗り心地改善(アルファロメオ GTV 3.0 V6 GH-916C1)

5年前、コイルスプリングのへたりがあるのではないかと別の純正コイルスプリングを組んだり、アッパーマウントを交換したりしましたが、目的の車高にはなりませんでした。

他のローダウン仕様で輸入されているアルファロメオと同様、標準でこのような外観重視の仕様なのかと考えていましたが、最近になって最低地上高を満たさなくなり、標準のスプリングに確実な『へたり』があることにようやく気付いたのです。

そこで、以前紹介したサスペンションプラスさんに特注製作を依頼しました。

コイルスプリングのワンオフ製作をするところはいくつもあるのでしょうが、ほとんどの場合「仕様書(設計図)」を渡す必要があります。

コイルスプリングの専門知識を持たない僕では、当てずっぽうの依頼になりがちで、満足いく結果を得るまで多大な時間と費用が必要でしょう。

一方、サスペンションプラスさんは違います。

「このクルマを〇〇ミリ上げたい」だけでOKです。設計を代行していただけるほど心強く安心なことはありません。しかも、その設計が素晴らしい。

仕様の打ち合わせの際、形状合わせのためにお渡ししていたノーマルスプリングのスプリングレートがたった1.5キロしかなかったことに驚きました。また、徐々に車高が下がってくるスプリングは、材質ではなく設計に原因があるとのこと。

スプリングレート約3割増しの2キロで製作をお願いしたコイルスプリングは、線形が太くなり、自由長はかなり短めでした。設計依頼から1.5か月ほどで完成し、品番も自由に設定できて、塗色も選べます。

今回は一番耐候性に優れるというマットブラックにしました。

最上の一巻きが小さく車両中心側にオフセットしているのですが、線形が太くなっているにもかかわらず、スプリングシートへのフィッティングはバッチリでした。

施工前に下がりすぎだった車高は、フェンダーアーチの隙間がほぼ一定になり、リバウンドストロークが大きく改善しました。

次に、ロワーアームの角度の変化を見てみます。

施工前はロワーアームの車輪側が大きく上を向いています。これは5年前より明らかに角度が急です。ワンオフスプリング装着後はほぼ水平に落ち着きました。

↓5年前のロワーアーム角度

アルファGTVのロワーアームの車両側ブッシュは、ロワーアームが水平で安定します。理想的には車高はもう10ミリアップです。しかし今回はリアのスプリングの変更をしませんでしたので、前後のバランスを考慮してフロント30ミリアップに留めました。

コイルスプリングだけでローダウンすると、重心を下げる以上にロールセンターが下がり、かえってロール量が増えてしまいます。前から見て左右のロワーアームが万歳している状態は、両方のサスペンションがカーブを曲がる外側輪の状態です。どんな外力に対しても余裕がなく、過度なローダウンスプリングがスプリングレートを極端に大きくしている第一の理由でしょう。

また、ドライブシャフトにも悪影響します。

直進状態で等速ジョイントに角度が大きくつき、ジョイントにもダストブーツにも負担が掛かります。ブーツ破れが頻繁になるでしょう。これは内側のジョイントも同じことが言えます。

車高を適正にするとドライブシャフトの角度が緩やかになり、負担が軽減されている様子がわかると思います。

これで、特に路面の状態を気にすることなく、一般道を「普通に」走れるようになりました。とてもよいスプリングを設計いただいたサスペンションプラスさんに、心より御礼申し上げます。

サスペンションプラス商品詳細・ご購入・ワンオフ(1本からでもOK)製作(全国発送可)はお問い合わせフォームまで。


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Filed Under: アルファロメオ Tagged With: GTV, アルファロメオ, コイルスプリング, ローダウン, ワンオフ

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Comments

  1. H.K. says

    2020年10月13日 at 10:16 AM

    記事にして頂いてありがとうございます。

    昨日は、大津から琵琶湖大橋を渡る、何時ものルートでテストドライブして来ました。抜群に良い足になりました。

    色んなところにあった全ての凹みを気にせずに走れるって、普通の事なのに改めて感動しています。
    道路の凹みから逃げ回っていた呪縛からようやく逃れられそうです。
    後ろの空気圧を減らさずに行ったので、調節すれば更に良くなりそうです。

    ありがとうございました。

    返信
    • ITS says

      2020年10月13日 at 10:19 AM

      H.K.様

      今回も作業ご依頼ありがとうございました。その後の詳しいご報告ありがとうございます。
      長年色々な試みにお付き合いいただき、ようやく完成の領域に大きく近づいた感触を得ました。
      欲を言えばキリがないですが、GTVやスパイダーはボディがかなり「しなる」ので、本当はホイールサイズを16インチにするのがベストバランスと思います。
      後ろの空気圧を低めにされているのはこの辺りが関係していると思っています。
      これからしばらくは、自動車にとって優しい季節です。存分に快適なスポーツカーを楽しんでください!
      今後ともよろしくお願い申し上げます。

      返信
  2. たけちゃん@神奈川 says

    2021年1月5日 at 1:10 AM

    ご無沙汰しております。
    先日 近いこともあって k政氏のショップに行ってきました。
    自動車メーカーN社のシャーシ設計の若い子が勉強に来てました。
    ロールついていろいろと質問されてました。
    https://blog.goo.ne.jp/suspensiondrive/e/69dff87f4193cc85f4fafd5a986452b4

    返信
    • ITS says

      2021年1月5日 at 4:34 PM

      たけちゃん@神奈川様

      コメント並びに、情報のご提供ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願い申し上げます。

      返信
  3. イタリア says

    2023年11月25日 at 2:02 PM

    こちらの記事を見てスプリングオーダーさせていただきました。当方は40mm仕様オーダーし、運転席側の沈み込みも考慮いただき左右ぴったり水平で素晴らしい設計でした。これで段差での突き上げ怯えるストレスから解放され、気持ちよく運転できます。リア右はとりあえずラバースペーサーでフロントとの高さ近づかせれましたのでまたリアも相談させていただくかもしれないのでよろしくお願いいたします!

    返信
    • ITS says

      2023年11月26日 at 10:14 AM

      イタリア 様

      この度はオーダースプリングのご注文ありがとうございました。
      大変長らくおまたせしましたが、ご所望の仕上がりになったようで安心いたしました。
      サスペンションプラスさんのスプリング製作は大変素晴らしいことを今回の補正オーダーで実感した次第です。
      今後ともよろしくお願い申し上げます。

      返信

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