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車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

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37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)

2025年5月7日 By ITS 3 Comments

先日交換したエンジンマウントインシュレータに類する構造の、サスペンションアームブッシュ。

サスペンションアームはゴムのブッシュを介してボディに取り付けられているのが一般的で、路面からの入力を緩衝するほか、ステアリングやサスペンションの動きが過敏になりすぎないようになっています。

レース場など特殊な路面環境、かつハイグリップタイヤで競うような車両では、路面からサスペンションアームに伝わる力が大きく、それに伴ってブッシュのたわみが大きくなりますから、サスペンションアームの動きの曖昧さが忌避され、ボールジョイント式などの精緻な作動部品に置き換えられます。

しかし、一般道の路面はレース場とは全く違って、タイヤのグリップ力もほどほど(それでも近年は車両側の性能が向上して車の姿勢がブレイクするようなことはありませんが)で路面はデコボコ。すべての動作支点がボールジョイント式になったピーキーな仕様ではとても普通に操作できません(市販車でも一部ボールジョイントは使用されています)。多少の「たわみ」が重要で運転を容易にしているのです。

しかしゴムは劣化します。非常に優れた素材を使用するトヨタ車でも、さすがに走行距離が40万キロ近くなると正常なサスペンションの動作から程遠くなり、ブッシュの適度な「たわみ」は、徐々に曖昧さを増し、加減速、操舵が気持ちよくなくなってきたとのこと。ショックアブソーバの定期交換後も以前ほどの感動がないということで、サスペンション全体の点検と整備を実施することになりました。

平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 373,000km

まずはフロントのサスペンションアームを離脱します。トヨタの場合、ドライブシャフトが貫通するハブナックルを取り外すと作業がスムーズです。

サスペンションアーム後端に位置するブッシュはこのように大きな亀裂が入っていました。しかし車齢22年、走行37.3万キロ使用しているのに完全断裂まではまだといった印象。

前端のブッシュは中心のボス周囲にうっすらとヒビが見られる程度。

一番驚いたのは、ボールジョイント(ハブナックル下部の支点だけはボールジョイント式が一般的です)のダストブーツの亀裂が全くなかったこと。他メーカーでは10年経過頃からヒビや亀裂が入ります。トヨタのハイクオリティには全く脱帽です。

残念ながらブッシュのみの供給がなく、高価なサスペンションアームASSYの交換になりましたが、費用以上の効果があったのは言うまでもありません。

次回は特殊工具を使用するリアサスペンションアームブッシュの交換を実施したいと思います。

↓こちらのヴィッツは、消耗品のショックアブソーバの選択肢が段々少なくなり、現在TEIN(減衰力調整式)を試用しています。

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Filed Under: トヨタ Tagged With: SCP10, サスペンション, ショックアブソーバ, ブッシュ, ボールジョイント, ヴィッツ

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Comments

  1. プレミオおじさん says

    2025年6月4日 at 1:12 AM

    ロアアームの交換は思っている以上に、足回りの回復に効果がありますね。
      
    当方の15年も経た古いダイハツ コンテRSでも、半年ほど前に32万kmも使い倒したロアアームを、もちろん純正部品で初めて新品交換いたしましたが、予想以上の改善で驚きました。以前たけしさん方でカヤバのニューSRに交換した時以上に効果がありました。100km/h走行でも全くふらつかなくなりました。運転も楽になりました。
      
    ただ現在使用しているベトナム製!となったタイヤ、BSポテンザ アドレナリン165/55R15のできがあまり良くなくて(前モデルの日本製のRE003は非常に良かった)、次は高価ですが軽レグノにするつもりです。
      
      
    ちなみに当方の32万km使用したロアアームのゴムブッシュは、こちらの方ほどはひび割れていませんでしたが、やはり足回りの要の部分なので軽自動車という点と走行距離から考えますと、もっと早くに交換しておくべきだったと思われました。
      
    私の場合は先に部品を入手し、ステンレスコートをアーム内部も含めて塗布し完全乾燥させてから交換したので、アームだけシルバー色となりましたが腐食にもより強くなっています。多忙のため当方のみんカラには全くアップはできてないのですが。
      
      
    そしてほぼ10年前に18万kmで新品交換したショック類も、あれからすでに13万kmも走行しており、コンテ用のニューSRがなくなる前に確保して、もう1回は交換が必要だと思っているところです。先に交換が比較的簡単なリヤー側だけでもと思っています。
      
    プレミオを買ったのでほぼ遠出はしなくなった古いコンテですが、屋根の雨漏りも修理し(主に屋根ルーフーのシーラーの劣化)、エンジン本体や燃料ポンプ・オルタネーターもすでに一度は新品交換しているので、先日CVTオイルストレーナーとガスケットを新品交換しただけのCVTさえ壊れなければ、現在余りにも高額となった新車は買わずに、あと10年ほどは乗れそうなことから、最後の大整備としてショックの交換を計画してます。

    返信
    • ITS says

      2025年6月4日 at 7:56 AM

      プレミオおじさん様

      コメントありがとうございます。

      今回の作業の結果から思うと、ブッシュ類は走行距離にかかわらず定期的(10年毎程度)に交換するのが理想的だと思います。

      次にこちらのお車で計画しているのは、リアアクスルビームのブッシュ交換です。ダイハツ軽のFFにも、こちらSCP10ヴィッツと外観が同じように見えるブッシュが備わりますが、ダイハツ軽の場合はブッシュ単品の設定はなく、ビームASSYとのこと。調べるとSCP10の競技用ブッシュを流用している事例がありますのでサイズは同じようですね。競技用は硬すぎるかもしれないので、ダイハツ軽にはヴィッツ用やパッソ用がいいかもしれません。

      この大きなブッシュの挿抜は、ビームのサイズの関係で油圧プレスに掛けられないので、工夫が必要です。比較的安価に専用の工具もありますから諸々検討中です。

      返信
      • プレミオおじさん says

        2025年6月4日 at 10:24 PM

        ご教授ありがとうございます。
        たいへん参考になりました。
          
        過去に手持ちのパーツリストで調べたところ、確かにコンテのリヤー側はビームASSYのみとなっていました。近年買ったプレミオとは違って、古いコンテでは購入直後に腐食対策をしてなかったせいで、15年経たビームはところどころ塗装は剥がれていてサビも見られることから、交換となると十分な腐食対策をしたうえでの交換になると思います。
          
        ロアアームだけ交換した現在のままでも結構安定して走行していることから、トーションビームまで交換するのか正直思案しているところです。ただあと10年も乗るであれば、部品があるうちに交換しておくほうが良さそうですね。当方のコンテはFFなので4WD車とは違って交換自体はしやすそうです。

        返信

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