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車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

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アルファロメオ147GTAに確かな足回りを(GH-937AXL V6 3.2L 6MT)

2020年1月8日 By ITS Leave a Comment

新車からお乗りのアルファロメオ147GTA。メンテナンスは基本的に正規販社で継続実施されていました。

ご縁あって数年前からエンジンオイル交換を承っています。



3.2リットルという大排気量のエンジンには、アルファロメオ純正のエンジンオイル、『Racing』という名のセレニアブランドSAE 10W60が指定されています。僕は、同一SAE粘度で、MOTULの『RB26DETT』(という大胆な名称のスカイラインGT-R専用品)をご用意しました。

エステル系エンジンオイル特有の甘い香りのMOTUL RB26DETT。交換直後は、雑音が消えて上品なエンジン音になる印象と、エンジンフィーリングの良さから何度もリピートいただいてます。

平成14年式 GH-937AXL V6 3.2L GTA 6speedM/T 走行距離 172,000km

比較的高速道を走行されるとのことで、なかなかの多走行です。

「アルファロメオで遠方ドライブは大丈夫ですか?」と率直な疑問を申し上げると、

「ん~、だいたい年に1回くらいは何かしら立ち往生しますね。クラッチ系が比較的多いかな。けど、マニュアルミッションだからまだ何とかなるというか、どうにもならないってことは今までありませんでしたね。」と予想を裏切らないご回答(笑)。

さて、以前から少し気がかりだったショックアブソーバの劣化は、一番最近のオイル交換時に明らかな減衰力不足を感じました。

特にリア側の揺動収束時間が長く、すこし上下動が尾を引きます。

オーナー様にお伝えすると、前回ショックアブソーバ交換から距離、年数も経過していて、乗り心地悪化も気にされていたご様子。

現在装着されているのは、KONIのFSD。純正形状では同ブランド最上位モデルです。選択された理由は、純正が高価そうだからということこと、車高変化のない純正形状品だからということでした。

ところが僕の調べでは、純正形状で車高変化のないショックアブソーバはビルシュタインの一部のみ。KONIは全モデル不適合と出ました。

ビルシュタイン B6は、KONI FSDとほぼ同等価格ですが、リア側のショックアブソーバが欠品で納期が未定。

本当に純正のショックアブソーバが高価なのか調べたところ、ほとんど変わらないかむしろリーズナブルで、幸いにも国内在庫がありました。早速、関連部品とともに手配し、作業に取り掛かります。

降雪地域を走行されているとのことで、ある程度覚悟していましたが、予想を超えるボルトの固着と格闘します。

特にこちらの長大なボルトは、リアのコントロールアーム、ハブ、ショックアブソーバを連結するもので、外部露出が多いこともあって強固に癒着。

ここまで取り出すのに丸1日。

30インチのブレーカーバーで渾身の力を込めても、頭は90度近く捻れるのに、ほとんど動かないボルト。材質は国産のそれと違って凄く優れていて、強烈なトーションでも全く折れる気配はしませんでした。

ビシッと鋭い音を立てては、わずかに緩む。そして潤滑剤を塗布して馴染ませる。これを繰り返します。

火を入れれば取れるかもしれませんが、窒素ガス封入したアブソーバやハブベアリング、ABSセンサープレートなど、近傍には熱に耐えられそうもない部品があります。

折れずに耐えたボルトですが、いびつに変形しましたので新品を用意しました。

そんなこんなで取り外した(腐食痕がすさまじい)KONIのショックアブソーバは、ピストンロッドが手で簡単に縮み、元の長さには戻ってくる気配がないほど劣化していました。

KONIが不適合の理由は明らかでした(ゴールド:KONI、黒:純正)。

KONIが約30mmピストンロッドが長いです。

GTAに装着される自由長の短いコイルスプリングはプリロードが掛からず、遊んでいました。

一方、フロント側は長さの問題はありませんでしたが、ピストンロッド先端形状の違いで、KONI専用と思われるアッパーマウントが付いていて、純正品の新品アッパーマウントを用意しておいて良かったと、作業遅延が発生しなかったことに安堵します。

さて、ショックアブソーバ交換とは直接関係のない部品ですが、こちらの147GTAには光軸自動調整機構が備わり、左前と左後のサスペンション部品にハイトセンサーが装着されています。

フロント側のハイトセンサーがよく壊れて何度も交換していると伺いました。

拝見すると、確かにリンクの取り付け部が折損しています。

比較的強力な接着剤で仮止めしてみましたが、短い走行時間で簡単に折れてしまいます。

他の同一構造のクルマはどうなんでしょう。ハイトセンサーのアームとリンクの軌跡を目視で辿ると、一部無理が掛かりそうなポイントに気が付きます。

しかし、取り付け場所には違和感がありませんので、試しにアームの支点側にリンクを装着しました。小加工してスリーブを挿入します。

作動幅は少なくなりますが、破損を免れるならいいかもしれません。

試運転の結果、破損はないようですので、しばらくこの状態でお乗りいただくことにします。

最後にエンジンルームのクーラントサブタンクです。クーラントレベルの低下が見られましたので、漏洩箇所を探りながら観察すると、タンク下面に亀裂がありました。

拝見した整備記録では新車から一度も交換されていなかったようですので、よく耐久したと思います。

アルファロメオに限らず、フィアット、ランチアなど、純正のショックアブソーバには大変優れた特性があります。パーツリストを見ると種類が豊富で、車種・グレードごとに細かく設定されています。

各部調整後試運転しますと、オリジナルの乗り心地が極めて秀逸なことに気づきます。

この年代のアルファロメオは徐々に純正供給部品が少なくなってきました。優良な社外品や、純正流用品の活用を含めご相談に応じますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

Filed Under: アルファロメオ Tagged With: 147, alfaromeo, gta, アルファロメオ, ショックアブソーバ

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