『オイル交換の時期になりましたので、オイル交換をお願いしたいのですが、別件でご相談させて頂きたいことがあり、ご連絡差し上げました。最近、車内でガソリンのような匂いが少しするようになりました。定番のフューエルポンプの故障を疑っています。』 とお客様からご連絡がありました。 平成23年式 アルファGT 2.0JTS selespeed 走行距離 66,000km 燃料漏れが「定番」であっては困るのですが、この年代のアルファロメオの燃料ポンプは、燃料漏れのトラブルが多発しています。 ガソリンは非常に引火性(引火点 … [Read more...] about アルファロメオの燃料漏れは危険な多発事例(アルファGT 2.0JTS)
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パワーウインドウレギュレーターの修理(アルファロメオ147 TS1.6 ABA-937BXB)
『助手席側のパワーウインドウを操作すると、ガラス窓が斜めになって止まるので、慌てて手でガラスをサポートして元の位置まで戻しました。』というアルファロメオ147にお乗りのオーナー様。 無理に操作すると、レギュレーターと言われる昇降装置の一部が破損し、全く窓ガラスが動かなくなることがありますから、日常的な覚悟と適正な対処が被害を最小に抑えたようです。 平成20年式 ABA-937BXB TwinSpark 1.6L 5MT 走行距離 49,000km 運転席側もパワーウインドウ操作時に異音がするということで、スイッチに触れず入庫いただきました。 現状を確認します。 ドアトリム(内張り)を外すと、発泡ポリスチレンシート(polystyrene … [Read more...] about パワーウインドウレギュレーターの修理(アルファロメオ147 TS1.6 ABA-937BXB)
アルファロメオ147GTAに確かな足回りを(GH-937AXL V6 3.2L 6MT)
新車からお乗りのアルファロメオ147GTA。メンテナンスは基本的に正規販社で継続実施されていました。 ご縁あって数年前からエンジンオイル交換を承っています。 3.2リットルという大排気量のエンジンには、アルファロメオ純正のエンジンオイル、『Racing』という名のセレニアブランドSAE 10W60が指定されています。僕は、同一SAE粘度で、MOTULの『RB26DETT』(という大胆な名称のスカイラインGT-R専用品)をご用意しました。 エステル系エンジンオイル特有の甘い香りのMOTUL RB26DETT。交換直後は、雑音が消えて上品なエンジン音になる印象と、エンジンフィーリングの良さから何度もリピートいただいてます。 平成14年式 GH-937AXL V6 3.2L GTA 6speedM/T … [Read more...] about アルファロメオ147GTAに確かな足回りを(GH-937AXL V6 3.2L 6MT)
セレスピード警告灯点灯の理由は?(アルファ 147, 156)
3月中に満開になった染井吉野は、荒れた天候がなかったおかげで大変ボリュームのある見応えのあるものでした。 そんな季節の変わり目、人間の体調管理が難しいのと同様、自動車の不調も出やすいのかもしれません。 セレスピード(アルファロメオのセミオートマチック)の警告灯が点灯したとの連絡を受け、同日に2台診断いたしました。2台とも長年拝見しているアルファロメオで、バルブタイミングのチューニングを施してからはエンジンは大変好調です。不調に陥ることの多いセレスピードがいままで好調を保っていたことの方が奇跡なのかもしれません。 まず1台目は、 アルファ156 平成13年式 GF-932A2 2.0TS selespeed 走行距離 … [Read more...] about セレスピード警告灯点灯の理由は?(アルファ 147, 156)
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