エンジン稼働中に今までなかった異音が発生し、異音の変化がクラッチ操作と関係がありそうだとのことでお預かりしたダイハツ ミラは、もうほとんど見かけなくなった稀少なマニュアルトランスミッション車です。 平成21年式 DBA-L275S KF-VE 5MT 走行距離 107,000km 注意深く聞くまでもなく、約2年前に実施した同じくダイハツの軽MT車の異音と酷似しています。走行距離も近いです。 《参考記事》魅惑の軽MT ダイハツ ミラ … [Read more...] about ダイハツ マニュアルミッション車によく見られるクラッチ不具合(DBA-L275S ダイハツ ミラ MT)
軽自動車
冷媒高圧がプレッシャスイッチのリミットを超えるエアコン不調の原因(GBD-U71V 日産クリッパー)
エアコンが全く効かないということでお預かりした日産クリッパーバンは、エアコンスイッチを入れても送風の状態でした。 自動車エアコンの冷房サイクル(蒸気圧縮式)は、閉じた経路内の冷媒が以下の循環をすることで継続的な冷房が実現されます。 圧縮:コンプレッサが気体冷媒を高温高圧に圧縮 凝縮:コンデンサ(エンジンルームの室外機+クーリングファン)で高温気体が放熱して液体に変化 膨張:エキスパンションバルブ(膨張弁)で高圧液体が急激に減圧され、低温低圧の液体(霧)になりエバポレータへ導入 蒸発:エバポレータ(空調ダクト内部に設置された室内機)内で液体冷媒が蒸発し、周囲から熱を奪って冷却(気化した冷媒はコンプレッサへ戻る)冷えたエバポレータ外側に送風することで冷風を作ります。 冷媒回路途中のエキスパンションバルブをスプレノズルのようなものと考 … [Read more...] about 冷媒高圧がプレッシャスイッチのリミットを超えるエアコン不調の原因(GBD-U71V 日産クリッパー)