冬場はラジエーターからのクーラント漏れ事例が多発します。 夏季も冬季もクーラント温度は90℃付近まで上昇しますから、温度差が大きくなる冬はラジエーターのタンク接合部に、よりストレスを与えるからです。 平成21年式 CBA-HE22S K6Aターボ CVT 4WD 走行距離 … [Read more...] about スズキ ラパンターボ CVT仕様のサーモスタット交換に苦労する(CBA-HE22S K6A+CVT クーラント漏れ修理にて)
ラジエーター
イベント参加直前のオーバーヒートと供給終了のラジエーターファンモーターの手配(E-141AKA フィアット パンダ)
直線と平面で構成されたシンプルで綺麗な外観と、随分小さい車体ながら大柄の大人がゆったり座れる不思議な車室空間を備えたフィアット初代パンダです。 僕がこの魅力溢れるお車のお世話をはじめて、早11年が経過しました。 平成10年登録 E-141AKA 1.1L CVT 走行距離 … [Read more...] about イベント参加直前のオーバーヒートと供給終了のラジエーターファンモーターの手配(E-141AKA フィアット パンダ)
サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
エンジンオイル交換のとき、僕はオイルレベルゲージよりも先にクーラントのサブタンクを見ます。水冷エンジンにとってクーラント不足は致命傷を与えることがあり、レベルチェックはとても大切だからです。 タイミングベルト交換後初めてのオイル交換時、3代目フィアット パンダのクーラントレベルはMINを下回っていました。 平成26年式 -13909- ZFA312 169A4000 5MT 走行距離 … [Read more...] about サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
近年の輸入車が儚く感じるワケ ~アルファロメオ159修理の過程で~
重いウインドウガラスの固定具、そして定滑車も巻枠も樹脂でできた鶴瓶式のウインドウレギュレーターは故障と隣り合わせ。 かつての国産車も同様の構造が多かったのですが、徐々に金属製のパンタグラフ式になり、故障は格段に減りました。 こちらアルファロメオ159のウインドウレギュレーターは、樹脂製の固定具が大きな音と共に粉砕。ウインドガラスはドアパネル内に下がったままになり、オーナー様は、手でガラスを持ち上げ、養生テープでドアサッシュに応急固定されていました。 ドアの内部に組み込まれた臓物は、組み立てのしやすさと製造コスト抑制をものすごく優先しているように見えます。メーカーの利益追求の手法が、自動車を組み立てる労働者環境も含めて、日本国内と諸外国では随分違うのかもしれません。 さて、入庫時から気になっていたク … [Read more...] about 近年の輸入車が儚く感じるワケ ~アルファロメオ159修理の過程で~
輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
昨年と比較すると気温よりも湿度が高く感じた今年の夏。 人の体感と同じく、高温より高湿度がクルマに与える影響が大きいようで、クーラント漏れや電装系のトラブルが多発しました。 エンジン冷却系を巡るクーラントは、定期交換が必須。主成分のエチレングリコールは少々のことでは劣化しませんが、防錆剤を消費するからです。 防錆剤は、経路内壁の露出した金属表面で反応し、防錆皮膜を形成することが役目です。 形成された皮膜は、エンジンの振動などで剥離し、新しい金属表面が露出すると、新たな皮膜をつくります。これを繰り返して防錆剤は消費されていきます。 防錆効果がほとんどなくなったクーラントでも、氷点下で凍結することはありませんが、経路の金属や樹脂を著しく劣化させるのが問題です。クーラント経路の劣化は深刻で、全損相当の損傷に至ってい … [Read more...] about 輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
ラジエーターのクーラント漏れは突然に(ダイハツ エッセ DBA-L235S)
クーラント漏れ。 特に季節の変わり目は、クルマのトラブルが多発します。 ダイハツ エッセのお客様が、エンジンオイル交換でご来店の際、ボンネット内にわずかにクーラント臭を感じました。臭いの元は、ラジエーターアッパータンクのエンジン側、長さ5センチほどの横一文字に入る白い産毛のような線状痕でした。 平成19年式 DBA-L235S KF-VE 4AT 走行距離 … [Read more...] about ラジエーターのクーラント漏れは突然に(ダイハツ エッセ DBA-L235S)
寒冷時こそクーラント点検が必要なワケ
「ダッシュボード奥から水の流れるような音がするのと、ヒーターが効きすぎるような気がします。」 と、オーバーヒートの兆候を伺い、緊急入庫していたただきました。 平成16年式 DBA-GB1 L15A CVT 走行距離 … [Read more...] about 寒冷時こそクーラント点検が必要なワケ
クーラント減少の早期発見とオーバーヒート予防(アルファ147 TS1.6 ラジエーター交換)
エンジンオイル交換でご来店の際、ボンネットフードを開けて最初に確認するクーラントレベル。 前回のご来店時から8千キロと少しの走行距離でMINを下回り、クーラント経路に漏れがあることを示唆します。 平成21年式 ABA-937BXB ツインスパーク1.6リットル 5MT 走行距離 … [Read more...] about クーラント減少の早期発見とオーバーヒート予防(アルファ147 TS1.6 ラジエーター交換)
なぜ??車検後にラジエーターの亀裂(レガシィ ツーリングワゴン TA-BH5 EJ20ターボ)
「クルマは、買えても飼えないといけませんよね…」 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 99,300km 「ちょっと変な例えかもしれませんけど、僕はクルマをペットみたいなものだと思ってます。」 とても印象的なオーナー様の言葉です。 車齢15年、約10万キロ。ターボ加給するエンジンが搭載されるハイパフォーマンスカーは、非常にデリケートです。車検の時期を含めて約1か月、お客様に一旦お返しするなどして各部馴染ませつつ、様子を見ながらメンテナンスを進めてきました。 《参考記事》 レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ) レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 … [Read more...] about なぜ??車検後にラジエーターの亀裂(レガシィ ツーリングワゴン TA-BH5 EJ20ターボ)
日産 プレサージュ クーラント漏れ(DBA-TNU31 ラジエーター交換)
「今朝乗ろうとしたら、地面にクーラントが漏れていました」 と、ご連絡いただきました日産プレサージュにお乗りのお客様は、日常的に欠かさず点検されているご様子です。安全運行・使用者義務遂行への関心の高さに感服いたします。 平成18年式 DBA-TNU31 QR25DE 4AT 走行距離 … [Read more...] about 日産 プレサージュ クーラント漏れ(DBA-TNU31 ラジエーター交換)
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