先日交換したエンジンマウントインシュレータに類する構造の、サスペンションアームブッシュ。 サスペンションアームはゴムのブッシュを介してボディに取り付けられているのが一般的で、路面からの入力を緩衝するほか、ステアリングやサスペンションの動きが過敏になりすぎないようになっています。 レース場など特殊な路面環境、かつハイグリップタイヤで競うような車両では、路面からサスペンションアームに伝わる力が大きく、それに伴ってブッシュのたわみが大きくなりますから、サスペンションアームの動きの曖昧さが忌避され、ボールジョイント式などの精緻な作動部品に置き換えられます。 しかし、一般道の路面はレース場とは全く違って、タイヤのグリップ力もほどほど(それでも近年は車両側の性能が向上して車の姿勢がブレイクするようなことはありませんが)で路面はデコボコ。すべての動 … [Read more...] about 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)
ブッシュ
スカットルシェイク対策(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ 乗り心地改善)
構造上、ボディ剛性が低いオープンカーなどは、路面の凹凸を通過するときに前後のサスペンション、そして座席やダッシュパネルがバラバラに振動する特有の動きが感じられます。 この振動を「スカットルシェイク」と呼び、オープンカーはその低減のためにさまざまな工夫がされています。 さて、トヨタ … [Read more...] about スカットルシェイク対策(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ 乗り心地改善)