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長期無交換のクーラントを冷やすとどうなる?~交換時期超えのスーパーLLCで実験~

2022年4月21日 By ITS 2 Comments

現在、多くの入庫車両にスーパーロングライフクーラント(以下、スーパーLLC)が、エンジン冷却水として使われています。

以前のロングライフクーラント(以下LLC)と同様、主成分はエチレングリコールという多価アルコールです(エチレングリコールは水酸基が分子中に2つなので二価アルコール)。

旧来のLLCは、2年毎の交換が必要でしたが、スーパーLLCは、添加剤(防錆剤、消泡剤、その他)の技術開発が進み、初回交換は、7年もしくは16万キロや、11年もしくは20万キロ(いずれも早く到達した方)といった非常に長い交換サイクルとなっています。

エチレングリコールは環境負荷の高い物質で、生体内で代謝されると有毒化します。第一に適正な廃液処理が必要ですが、交換サイクルを長くして環境負荷を低減する努力をメーカーが行った結果と言えるでしょう。

さて、鋳鉄シリンダブロックが主流だった時代のエンジンは、クーラント交換を怠るとクーラントが「赤錆び」色を呈して、一見して管理不行届きがわかりましたが、近年はオールアルミニウム合金のエンジンが主流ですから、クーラント交換を多少怠って内部腐食が進行していたとしても、色相にほとんど変化が見られません。

車齢19年のトヨタ車が入庫しました。

スーパーLLCは、少なくとも8年前に1度交換されている履歴があり、それ以前は不明。

メーカーの交換指定は、初回7年、16万キロ毎(2回目以降は、4年、8万キロ毎)どちらか早い方となっています(2回目以降の交換時期が短くなっているのは、全量交換が難しい水路構造に起因していると考えています)。

左のボトルは新品のスーパーLLC(50%希釈済み)、右のボトルが8年間無交換だったスーパーLLCです。

色や透明度はほとんど変わりません。

この2つの検体を、北海道地区の冬場の氷点下を想定して、冷凍庫に一晩入れてみました。マイナス20℃程度とお考え下さい。

新品のスーパーLLCが完全な液体のままだったのに対して、使用過程の8年無交換のスーパーLLCはシャーベット状に固まりました。厳寒地では水路部品にダメージを与える可能性があります。

防錆、消泡の性能も劣化していると予想できますので、特にスーパーLLCの場合は、外観だけで交換時期を判断するのは誤りだといえるでしょう。

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Filed Under: ホントの話, メンテナンス一般 Tagged With: ウルトラeクーラント, クーラント, スーパーLLC, 冷却水, 寒冷地

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Comments

  1. プレミオおじさん says

    2022年4月21日 at 9:12 PM

    大変興味ある記事をアップしていただきましてありがとうございます。
      
    真冬に北海道へ行っている者として非常に参考になる記事です。といっても当方の車はこれまで過走行ぎみだったので、2年毎にダイハツの同種の高防錆クーラントを古河薬品の高純度精製水で水路をすすいだうえで、60%濃度で補充していました。
      
      
    もちろん今年も真冬に北海道へと遠征したのですが、荷物が積めない軽四コンテからプレミオ FF・1.8L・寒冷地仕様車へと鞍替えしてかなり快適になりましたが、現地でいろいろと聞くと時と場所によっては-30℃以下になることもあると言ってました(道央地区の占冠とか芦別・富良野・旭川あたりが特に冷え込むようです。山梨県の裏富士にあたる山中湖、長野県の北信にあたる志賀高原あたりも)。
      
    まあ今年の真冬の旅行時には、大雪過ぎて晴天ではなかったので放射冷却はなく-15℃ほどでした。天候に恵まれていた昨年は-25℃前後のようでした。

    ところで中古で買ったプレミオ、先日ようやく3万kmになったのですが、初回の車検がまもなくで(今年6月)、我が家にやってきた時にはちょうど2年経過していて走行距離1万kmだったので、今回の初回車検はまだ走行距離短くクーラントを全交換するのかどうか考えてましたが、交換しておいた方が安全そうですね。

    ダイハツコンテ(KF-DET)では、ラジエタードレンコックから抜いただけでは半分ぐらいしか抜けないので、私がやるときにはガスケットを用意したうえでタービンのウォータパイプを外してシリンダー内も抜き取ってました。ここまですると全量近く抜けますが車屋に頼むとここまではなかなかしてくれないので。

    我が家の場合、KTCの光学式フルードテスターを用意してクーラントの凍結温度の最終確認をしているのですが、この高価なKTCのテスター、中華製と違い誤差自体は極小なのですが、この手のテスター、1年を通して計測すると外気温と本体温度の影響をかなり受けるようです。盛夏で-40℃前後の凍結温度の表示なら、真冬になると-50℃すぎを示すようです。真夏に-40℃以下の凍結温度なら北海道内のどこへ行っても大丈夫でしょう。

    ところで、記事を読んで疑問に思ったのですが、10年ほど使い古して-20℃で凍結するようになったクーラント、もし元来LLC30%濃度なら3号軽油と同様に普通に凍結するのでしょうが、フルードテスターとかで計測するとやはり-20℃前後で凍結しますよ、と表示されるのでしょうか? どうなんでしょうね。手元に劣化したクーラントでもあれば計測してみるのだけど。

    で、本当は今年のように北海道の至るところで大雪だと、クーラントよりも車体下部やタイヤハウスに付着した雪がカチコチの氷になり、しかも昼間でも氷点下のため氷が成長して長距離を走るとすごいことに。現地の人はプラハンでたたいて取っているおばさんもみました。ハンドルが取られて動かなくなると困るので、前輪は時々鉄スコップで切り取ってましたが、これが大きく成長すると外は寒いしなかなか硬くてなかなか悪戦苦闘してました。

    結局帰宅するのに東北まで戻ると、やっと昼間の外気温が上昇してきて車体のつららはやっと無くなりました。これ、まだアップしてませんが、帰宅後プレミオの最上級グレードのみ装着されているタイヤマットを、補修部品で取り寄せて装着しておきました。
     
     
     
    また今回現地で初めて教えてもらいましたが、北海道の地区(建設部)によってはメインの融雪剤が塩カリでなく焼き砂がところがあるようです(旭川・稚内・知床など)。これのおかげで特に車体はドロドロでしたよ。

    寒冷地仕様のプレミオは暖房が強力で、コンテ以上に暖かくてエンジンさえ稼働していればまだ余力はありました。モチュールの5W-40のオイルでも問題はなかったようです。

    ちなみに真冬の北海道旅行で一番困るのが、リチウムイオンを採用したコンデジカメラの電池で、あまりにも低温すぎるとリチウムが活性化せずすぐに電池切れします。

    返信
    • ITS says

      2022年4月22日 at 4:29 PM

      プレミオおじさん様

      早速コメントをいただきありがとうございます。
      当方使用していますスーパークーラントは古河薬品の希釈済みです。
      エチレングリコール濃度はカタログでは47~50w%となっています。
      貴殿のように原液を精製水で希釈する方法もありますが、クーラント原液のエチレングリコール濃度は100%ではありませんから、計測調整などの作業を省略し、時間短縮のために安定した濃度の希釈済みクーラントを使用しています。尚、交換歴が不明、または今回の事例のように交換時期を超過したものについては数回交換作業を繰り返し、全量交換にできるだけ近くなるように配慮しています。
      おっしゃる通り温度補正機能を有しない簡易な屈折率計では、計測環境温度の影響をかなり受けますので、参考値程度しか判明しません。日常作業の品質と作業時間のバランスを考えると、上記方法に落ち着いたという次第です。
      冷凍庫で氷結したクーラントサンプルはまだ手元にありますので、ご興味おありでしたらお分けすることは可能です。
      今後ともよろしくお願い申し上げます。

      返信

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