• Skip to main content
  • Skip to secondary menu
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer
  • ホーム
  • お問い合わせ
  • プロフィール
  • プライバシーポリシー
  • 公式メルマガバックナンバー
  • 丸山モリブデン通販

車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

適切に整備した自動車はとても調子がよくて長寿命。プロの整備士がおすすめするタイヤ、オイル交換、国産車・軽自動車・輸入車の車検や修理。京都の認証工場です。

  • 国産車
    • トヨタ
    • 日産
    • ホンダ
    • スバル
    • マツダ
    • スズキ
    • ダイハツ
    • 三菱
    • いすゞ
    • 原付バイク
  • 輸入車
    • アメリカ車
      • クライスラー
      • サターン
    • イタリア車
      • アルファロメオ
      • フィアット
      • ランチア
    • ドイツ車
      • BMW
      • アウディ
      • スマート
      • フォルクスワーゲン
      • ポルシェ
      • メルセデスベンツ
    • フランス車
      • シトロエン
      • プジョー
      • ルノー
    • 北欧車
      • ボルボ
    • 英国車
      • ローバー
    • 韓国車
      • ヒュンダイ
  • 運転技術
  • モータースポーツ
  • メンテナンス一般
    • 新車からのメンテナンス
    • ボディーメンテナンス
    • ホントの話
  • 工具の紹介
  • パートナーサイト
  • English
You are here: Home / 国産車 / スズキ / スズキ ラパンターボ CVT仕様のサーモスタット交換に苦労する(CBA-HE22S K6A+CVT クーラント漏れ修理にて)

スズキ ラパンターボ CVT仕様のサーモスタット交換に苦労する(CBA-HE22S K6A+CVT クーラント漏れ修理にて)

2023年1月7日 By ITS Leave a Comment

冬場はラジエーターからのクーラント漏れ事例が多発します。

夏季も冬季もクーラント温度は90℃付近まで上昇しますから、温度差が大きくなる冬はラジエーターのタンク接合部に、よりストレスを与えるからです。

平成21年式 CBA-HE22S K6Aターボ CVT 4WD 走行距離 135,000km

クーラント臭が強いので点検してほしいと入庫されたとき、ラジエーターのアッパータンクから漏れ出たクーラントは既に車両下部に滴下するほど症状が進んでいました。

ラジエーター本体は、少々知恵の輪的ですが、フロントバンパーを取り外すことなく車両下側から引き抜くことができます。

クーラント漏れは、ラジエーターアッパータンクの少し盛り上がったところ付近のクラックが原因でした。

走行距離13万キロを超えてますので、一度も実施していなかったサーモスタット交換を同時に実施しようと手配しましたが、予想外の難作業に直面します。

K6Aエンジン搭載のスズキFF軽のサーモスタット交換は何度か経験があり、特に苦労した記憶がなかったのですが、インタークーラーを外してサーモスタット周辺の部品配置を見て驚きました。

近年よく見かける樹脂ハウジングのサーモスタットASSYは、2本の長いM8スタッドボルトと1本の通常M8ボルトの3本で固定されていて、離脱のためにはスタッドボルトの長さ分、水平にスライドさせる必要があります。

ところが、下にあるM8ボルトでさえヒーターパイプに干渉し、さらにCVT上部に横たわるハーネスが邪魔をしてヒーターパイプも容易に取り外せそうにありません(作業中は写真を撮る余裕なく、こちらはサーモスタット交換後の撮影です)。

サービスマニュアルを閲覧すると、サーモスタットを取り外すために、CVT仕様車はヒーターパイプを取り外すとあります。

CVT上部の形状が、同エンジンの有段AT車やMT車とは大きく異なるため、ヒーターパイプの取り回しが違うようです。

長く曲がったヒーターパイプはシリンダブロック側面を伝ってウォーターポンプまで達し、ターボチャージャーの奥あたりでボルト固定されます。

予想通りと申しますか、ターボチャージャー取り外しの指示がありました。

たかがサーモスタット交換にターボチャージャー取り外しとは恐れ入ります。

ターボチャージャー周りは融雪剤と排気熱の影響で離脱困難なボルトが多数。できればこちらはターボチャージャー交換などの時にまとめて気合を入れて行いたい作業です。

目的のボルトは車両下から微かに見えます。経験上、少しでも見えたり触れたりできるボルトは高確率で着脱が可能なので手持ちの工具をいろいろ試します。

今回はラジエーターが収まるスペースが広く開いていましたので、工具を操作する右腕が入り、この角度で無理なくロングフレックスレンチを振ることができました。

ただし、このボルトが装着される場所は、ボルトの頭に向かってピンと伸ばした指の腹がやっと触れる程度の狭い場所。指でつまんで回すスペースはありません。

取り外しは容易でも、取り付けに際しては、指の腹に粘着テープや磁石をつけるなどして、目的の穴までそろりとアプローチ。

ヒーターパイプの穴位置と、シリンダブロックの雌ネジの整列は文字通り手探りですし、ボルトの一山を掛けるのに神経集中が必要です。

余談ですが、ラチェットメガネレンチはこのように「ツバ」付が便利です。目的のボルト周りは補強部材で囲われていることが多いからです。

下の写真はサーモハウジング離脱後のものですが、

このように長いスタッドボルトでサーモハウジングが固定されています。サーモハウジングが付いたままでスタッドボルトをダブルナット等で抜き取ると作業性が格段に良くなります。

こうしてターボチャージャーを取り外すことなくサーモスタットハウジングは無事交換できました。スタッドボルトを外せば、CVTのハーネス移動も必要ありません。

また、一度離脱したホース類はリークの可能性が高まりますので、基本的に再使用はしません。

ウォーターホースには癒着が付きものです。

旧ホースにはこんな風にカッターで切り込みを入れ、ホースリムーバーをその切り込みにジョイント方向へ挿入します。

そして、さらにカッターで切り込みを深くしていくとパイプに損傷や変形を与えずに綺麗に剥離することができます。

K6A+CVTのサーモスタット交換はDIY的には大変難しい作業と思いますが、今回はご要望の多かった整備要領を交えて記事にまとめさせていただきました。

Filed Under: スズキ Tagged With: HE22S, K6A, クーラント, サーモスタット, ラジエーター

丸山モリブデンを注文する

添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

丸山モリブデンが初めての方は、まず以下の無料講座をご覧ください。 【無料講座】幻の添加剤『丸山モリブデン』の効き目が凄いワケ 丸山モリブデン ベースパワー 幻の関西地区限定ver. … 丸山モリブデンを注文する! about 添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

Reader Interactions

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

email confirm*

post date*

Primary Sidebar

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

スポンサードリンク

たけしくんの紹介

スーパーカーブームの真っ只中、中小工場が密集する街で育った小学生の僕は、道端に転がるボルトを仲間と拾い集め、真剣に自分たちの自動車を作ろうと… [続きを読む]

読者様からのお便り

  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に ITS より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • ストライベック曲線で低粘度エンジンオイルをおすすめしない理由を考える に 軸受鋼生産技術 より

月別 過去の投稿

最近の投稿

  • 冷媒高圧がプレッシャスイッチのリミットを超えるエアコン不調の原因(GBD-U71V 日産クリッパー)
  • エンジン警告灯が点いて体感不調がない故障例(DBA-L175S ダイハツ ムーヴ P0325)
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)
  • 特殊工具なしでできる?スズキ ハイブリッド ISGベルト交換 (スペーシア DAA-MK53S)
  • エンジンの振動が気になり始めたら(トヨタ iQ DBA-KGJ10)

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

人気の記事一覧

Footer


This Website is Produced by ITS

公式SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Youtube

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

カテゴリー別 過去の投稿記事

スポンサード・リンク

  • 日本語
  • English

Copyright © 2025 · ITS All Rights Reserved