ABS警告灯が点灯したまま消えないというホンダ ライフ。
平成18年式 DBA-JB5 P07A 4AT 走行距離 80,000km
国産車のABS装置の不調は本当に少なくて、ハンディースキャナーを久しぶりに接続します。
ずいぶん昔に輸入したものですが、当時ABSやエアバッグに対応するハンディー機が少なく、あったとしてもとても高価でしたから輸入品に頼りました。ハンディー機のメーカーは当時無名に近かったAutelですが、現在は最高性能のスキャナーをリリースしています。
接続した結果、記憶していた故障情報は2つ。ポンプモーターとフェイルセーフリレーの不調でした。
いずれもABSアクチュエータユニットに内蔵される部位になりますから、ABSユニットを交換する必要がありそうです。
初めての作業(車種)ですから、手順を確認するのに懇意のホンダ販社サービスに問い合わせますが、実績がないとのこと。ディーラーサービスで実績がないほどレアな故障です。改めて国内メーカーの電子制御装置の信頼性に驚きます。
ABSがオプション装備されていた時代に、ABSユニット内の油圧経路の一部に誤ってエアが混入すると新品ABSユニットに交換しないといけないとか、そのような脅しのような噂がありました。
手順書を見る限りはそのような注意書きもないので、初期の同機能装置の一部にそのようなものが存在していたのかもしれません。
エンジンルームの左奥に配置されるユニットは、バッテリーやバッテリートレーを取り外すと難なく離脱できます。
もうこの年式のABSユニットは中古品が豊富に存在して入手も簡単ですから、良品中古交換で対応し、無事警告表示を消すことができました。
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