• Skip to main content
  • Skip to secondary menu
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer
  • ホーム
  • プロフィール
  • お問い合わせ
  • 公式メルマガバックナンバー
  • プライバシーポリシー
  • ショッピングカート

車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

適切に整備した自動車はとても調子がよくて長寿命。プロの整備士がおすすめするタイヤ、オイル交換、国産車・軽自動車・輸入車の車検や修理。京都の認証工場です。

スポンサードリンク 
  • 国産車
    • トヨタ
    • 日産
    • ホンダ
    • スバル
    • マツダ
    • スズキ
    • ダイハツ
    • 三菱
    • いすゞ
    • 原付バイク
  • 輸入車
    • アメリカ車
      • クライスラー
      • サターン
    • イタリア車
      • アルファロメオ
      • フィアット
      • ランチア
    • ドイツ車
      • BMW
      • アウディ
      • スマート
      • フォルクスワーゲン
      • ポルシェ
      • メルセデスベンツ
    • フランス車
      • シトロエン
      • プジョー
      • ルノー
    • 北欧車
      • ボルボ
    • 英国車
      • ローバー
    • 韓国車
      • ヒュンダイ
  • 運転技術
  • モータースポーツ
  • メンテナンス一般
    • 新車からのメンテナンス
    • 丸山モリブデン
    • ボディーメンテナンス
    • ホントの話
  • 工具の紹介
  • パートナーサイト
  • EnglishEnglish
You are here: Home / 輸入車 / フランス車 / シトロエン / 混沌のダイアグノスティック ~シトロエンC3 エンジン不調 P1336, P1337, P1338, P1339, P1340~

混沌のダイアグノスティック ~シトロエンC3 エンジン不調 P1336, P1337, P1338, P1339, P1340~

2020年12月3日 By ITS 2 Comments

仕入れた車両回送中にエンジン警告灯が点灯し、エンジンの調子が良くない。簡易スキャナーの結果はP1339で、Webで内容を調べるとクランク角センサーのようだと、同業者様からクランク角センサー交換の依頼がありました。1気筒機能していないようにも感じるとイグニッションコイルも1本ご用意くださいました。

平成23年式 シトロエンC3 ABA-A55F01 5FS 4AT 走行距離 95,000km



クランク角センサー不調でエンジンが始動していることに疑問があることと、Pコードの1000番台は自動車メーカー毎に割り当てが異なるので慎重に調べることにします。

久しぶりにLeixaを立ち上げました。

シャシーNo.の認識までは大丈夫でしたが、5FSエンジンECUへの接続がうまくできず、簡易スキャナーで診断することにしました。

確かにP1339を表示します。私が調べたところでは3番シリンダーのミスファイアでした。

こちら、BMWのエンジンが搭載される同年代のプジョー、シトロエン。イグニッションコイル不調が有名(?)です。

フランス車は縦置きエンジン時代の名残で、トランスミッション側からシリンダー番号が割り当てられています(縦置きエンジン搭載車は、エンジンの前方にトランスミッションがあったため)。

一旦フォルトコードを消去し、ご用意いただいたイグニッションコイルで交換点検しますが、同じP1339が繰り返し出てきます。

2番、4番シリンダーに真新しい2本のイグニッションコイルが装着されているところを見ると、前作業者がイグニッションコイル交換を順番に試みた苦労が伺えます。

クランクシャフトの角速度変動で、不調のあるシリンダを特定できるECUの診断機能に助けられ、3番シリンダの不調まではたどりついています。

イグニッションコイルの不調は除外されましたので、可能性があるのはスパークプラグ、インジェクター、エンジン本体ですが、連続する上り坂で不調がでることから点火系に絞って、スパークプラグの位置を変更してみることにしました。

3番シリンダのスパークプラグを2番シリンダーに移設、一旦フォルトを消去して試運転。上り坂に差し掛かると不調がでてスキャンした結果、

不調が2番シリンダーに移動しました。

念のため元3番シリンダーのスパークプラグを1番シリンダーへ移設した結果も確認します。

不調が1番シリンダーに移動し、3番シリンダーのスパークプラグ不調が確定しました。

取り寄せた純正スパークプラグも、元装着品のBOSCH製と同一品番(ZQR8SI302)でしたが、碍子部の電極材料表記が若干違っていました。(元:PLATIN―Ir、新:IRIDIUM)

目視では特に不具合は見つかりませんでした。

新品のスパークプラグに交換すると、エンジンは始動直後から実にスルスルと綺麗に回ります。

不整脈が解消して好調を得たシトロエンは、いつもの山坂道を力強く滑走しました。


シトロエンC3&DS3のすべて (モーターファン別冊 ニューモデル速報/インポーテッドシリーズ vol.12) ムック – 2010/6/4

関連記事

Filed Under: シトロエン Tagged With: C3, Citroën, イグニッションコイル, シトロエン, スパークプラグ

公式メルマガバックナンバー

見逃したメルマガバックナンバーが無料で読めます

2012年1月に創刊し、ご登録いただいた方にお送りしていますメルマガ版『車の修理屋たけしくん』は、ブログに書かない内容が満載です。 … 詳細を見る about 見逃したメルマガバックナンバーが無料で読めます

無料洗車レポート

なぜ9割以上の人が洗車が上手にできないのでしょうか?

僕は年間数百台のクルマを拝見します。 オーナーさんが手入れされているクルマから、定期点検まで放ったままのクルマまで様々です。 ボディーを傷つけない洗車をご存じのオーナーさんのクルマは、とてもよいコンディションを保っていますが、そんな例はほんの一握り。 その一方で、一 … 続きを見る about なぜ9割以上の人が洗車が上手にできないのでしょうか?

Reader Interactions

Comments

  1. コンドー says

    2020年12月8日 at 10:41 PM

    いつも読まさせてもらっています
    センサーや電気系はオシロを使うといいですよ
    あれこれ無駄な手間、無駄な請求も減ります

    返信
  2. ITS says

    2020年12月9日 at 9:07 AM

    コンドー様

    ご指摘ありがとうございます。
    恥ずかしながらオシロは数十年来頼らず、常備していませんでした。
    時代は変わり、マルチチャンネルのデジタルストレージオシロ(DSO)もかなり求めやすい価格になっているのですね。稀にしか発生しない現象をとらえるのにはDSOが有効です。導入を検討します。

    返信

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

email confirm*

post date*

Primary Sidebar

スポンサードリンク

丸山モリブデンを注文する

愛車寿命がのびる添加剤『丸山モリブデン』をお届けします

丸山モリブデン ベースパワーのご注文は下のオーダーフォームにご入力の上、送信ください。商品メニューには現在お分けできる数量を表示しました(随時更新)。 送信後、内容確認のための自動返信メール … 丸山モリブデンを注文する! about 愛車寿命がのびる添加剤『丸山モリブデン』をお届けします

最新メルマガをリアルタイムで受け取る

メルマガ版「車の修理屋たけしくん」無料購読の登録

メルマガ版「車の修理屋たけしくん」無料購読の登録は、以下のフォームに、お名前(姓名)とメールアドレスを入力し、登録ボタンをクリックしてください … 登録フォーム入力画面へ about メルマガ版「車の修理屋たけしくん」無料購読の登録

車に悩んでいるあなたへ

クルマの悩み解決します(車のよろず無料相談)

プロの整備士目線であなたの悩み相談をお受けします。 修理依頼とは別に、「車のよろず相談室(無料)」を開設しました。 お返事は基本的に個別に差し上げますが、ご相談の上、ブログ記事として掲載させていただく場合もございます(個人を特定す … 詳細を見る about クルマの悩み解決します(車のよろず無料相談)

たけしくんの紹介

スーパーカーブームの真っ只中、中小工場が密集する街で育った小学生の僕は、道端に転がるボルトを仲間と拾い集め、真剣に自分たちの自動車を作ろうと… [続きを読む]

読者様からのお便り

  • オーバーヒートに注意(トヨタ 1NZ-FE ウォーターポンプ交換) に ITS より
  • オーバーヒートに注意(トヨタ 1NZ-FE ウォーターポンプ交換) に M.T. より
  • 保護中: なぜそんな噂が… モリブデンでエンジンが壊れる??(モリブデン系添加剤のDLCコーティング摩擦摩耗特性への影響) に ITS より
  • 保護中: なぜそんな噂が… モリブデンでエンジンが壊れる??(モリブデン系添加剤のDLCコーティング摩擦摩耗特性への影響) に メタルケンイチ より

月別 過去の投稿

最近の投稿

  • オーバーヒートに注意(トヨタ 1NZ-FE ウォーターポンプ交換)
  • 重整備と体調管理 ~自動車整備士として日常気をつけていること~
  • 軽自動車のタイミングベルト交換の難易度は?(ダイハツ ミラ TA-L250S, EF-SE)
  • サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
  • ドライブシャフトブーツが破れた場合の対処について ~車のよろず相談室10~

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

人気の記事一覧

Footer


This Website is Produced by ITS

公式SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Youtube

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

読者様からのお便り

  • オーバーヒートに注意(トヨタ 1NZ-FE ウォーターポンプ交換) に ITS より
  • オーバーヒートに注意(トヨタ 1NZ-FE ウォーターポンプ交換) に M.T. より
  • 保護中: なぜそんな噂が… モリブデンでエンジンが壊れる??(モリブデン系添加剤のDLCコーティング摩擦摩耗特性への影響) に ITS より
  • 保護中: なぜそんな噂が… モリブデンでエンジンが壊れる??(モリブデン系添加剤のDLCコーティング摩擦摩耗特性への影響) に メタルケンイチ より

公式SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Youtube

カテゴリー別 過去の投稿記事

サイト内検索(複数ワードはカンマ, 区切り)

スポンサード・リンク

  • 日本語日本語
  • EnglishEnglish

Copyright © 2021 · ITS All Rights Reserved