「オーバーヒートの警告表示が出ました。走れそうですからこのまま乗りましょうか?」 大晦日の夕方にお客様から連絡が入り、ぬるい油汗が額と背中を一瞬で濡らします。車検整備でお渡し後5日目の午後でした。 「お近くですか?エンジンを止めて安全な場所でお待ちください。」 車齢9年、走行距離17万キロ超のBMW。いろいろな不安箇所がありますが、全てに手入れするのは不釣合いと考えて車検整備は小範囲に留めました。クーラントの交換をしましたので、何か失敗があったのかと現車を見るまで気持ちが落ち着きません。 停車されている場所に到着し、まずはサブタンクのクーラント量が規定であることを確認して安堵します。エンジンを掛けると、さっきまで変な音がしていたが止んだようだとお客様はおっしゃいます。店まで10キロほどの距離をゆっくり回送しますが … [Read more...] about BMWのエンジン冷却系統(E87 130i ウォーターポンプ交換)
輸入車
空冷フラット4 ポイントレスキット取付(VW type181)
平面的な外装意匠に幌。 シャシーコンポーネントは VW type1とほぼ共通の type181 … [Read more...] about 空冷フラット4 ポイントレスキット取付(VW type181)
バックギアが入りにくいスマートフォーフォー(GH-454031)
約3年ぶりにご連絡がありましたスマートフォーフォーのお客様。前回の整備は、エンジン警告灯が点灯してフェイルセーフ状態になったものを、スロットルボディの清掃だけで、特に部品を交換することなく快調になったというものでした。 その後、約3万キロ走行され、エンジンは至って快調だけれど、最近(特に冷間時)リバースギアに全く入らないことがあると、お困りの様子でした。 平成16年式 GH-454031 セミAT 走行距離 … [Read more...] about バックギアが入りにくいスマートフォーフォー(GH-454031)
作動不能のウインドウォッシャー(シトロエンC4 車検整備)
翌朝に継続検査(車検)を控え、保安基準を満たしているか最終確認するシトロエンC4。 平成18年式 シトロエンC4 RFJ AL4 走行距離 … [Read more...] about 作動不能のウインドウォッシャー(シトロエンC4 車検整備)
供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
ラジエーターからのクーラント漏れでお預かりしましたフィアット パンダです。 平成12年登録 E-141AKA セレクタ2WD 走行距離 … [Read more...] about 供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
ジャッロ・コルサに魅せられて(アルファロメオ Mito イモラリミテッド 点検整備)
最初は、黒のMitoをお目当てに展示場に足を運ばれたのですが、気持ちが動いたのはその奥に佇む黄色の限定車だったそうです。 平成21年式 アルファロメオ Mito 1.4リットル 16Vターボ 6速MT 走行距離 … [Read more...] about ジャッロ・コルサに魅せられて(アルファロメオ Mito イモラリミテッド 点検整備)
BMW E46 318i ~車検整備の過程で~
ご来店時に微かに感ましたが、ボンネットを開け放つと、それは確かなクーラントの臭いでした。 平成16年式 E46 318i 走行距離 … [Read more...] about BMW E46 318i ~車検整備の過程で~
フィアット製 ドルチェ・イタリアーノ(パンダ 車検整備)
前回記事『ボンネットフード下のドルチェ(フィアット パンダ 車検整備)』の続きです。 フィアット … [Read more...] about フィアット製 ドルチェ・イタリアーノ(パンダ 車検整備)
ボンネットフード下のドルチェ(フィアット パンダ 169 車検整備)
ランチアに搭載されるとD.F.N.(Dolce Far Niente)と呼ばれるセミオートマチックは、フィアットでは全く同じユニットをデュアロジックと言います。 平成18年式 フィアット パンダ2 186A4000 デュアロジック5MT 走行距離 45,000km 「軽快」と表現するのが相応しいファイアーエンジンの回転フィールは、セミオートマチックのCITYモードと、とても相性がよく、ランチアで呼ばれるドルチェの意味がよくわかります。今回は24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしてます。 磨耗限界に達したフロントブレーキ装置は、ディスクローターの磨耗も限界に達していましたので、パッド、ローターとも純正部品(Ricambi … [Read more...] about ボンネットフード下のドルチェ(フィアット パンダ 169 車検整備)
イタリア車には Ricambi Originali を(フィアット パンダ 141AKA 純正ラジエーター交換)
ラジエーターのサイドタンクからクーラントリークが始まったフィアットパンダです。日常点検でラジエーター液の量をご覧になられているオーナー様ならではの早期発見です。 平成11年式 E-141AKA CVT 走行距離 111,000km 交換歴がありますが、貼付ラベルは2006年製造の社外品で、整備記録を見ると装着から6年経過で走行距離はわずか数万キロ。 イタリア車なら、よく耐久した方ですか? いいえ、イタリア車だからこそ、純正部品(Ricambi Originali)を! 《関連記事》 新型 フィアット パンダ 専門店の並行車 車検に備える(FIAT Panda FIRE 1.2 8V ) 供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換 フィアット製 ドルチェ・イタリアーノ(パンダ … [Read more...] about イタリア車には Ricambi Originali を(フィアット パンダ 141AKA 純正ラジエーター交換)
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