車検整備(継続検査)でお預かりのフィアットパンダは、正規輸入ではないモデルです。 平成26年式 -13909- 169A4000 5MT 走行距離 50,000km 2年前の車検では、近年厳しくなったヘッドライト検査に対応するため、左側通行帯用ヘッドライトに交換しました。 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V ) 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V … [Read more...] about 入手困難な並行輸入車の部品を手に入れる(フィアット 3rd パンダ エンジン警告灯点灯)
輸入車
近年の輸入車が儚く感じるワケ ~アルファロメオ159修理の過程で~
重いウインドウガラスの固定具、そして定滑車も巻枠も樹脂でできた鶴瓶式のウインドウレギュレーターは故障と隣り合わせ。 かつての国産車も同様の構造が多かったのですが、徐々に金属製のパンタグラフ式になり、故障は格段に減りました。 こちらアルファロメオ159のウインドウレギュレーターは、樹脂製の固定具が大きな音と共に粉砕。ウインドガラスはドアパネル内に下がったままになり、オーナー様は、手でガラスを持ち上げ、養生テープでドアサッシュに応急固定されていました。 ドアの内部に組み込まれた臓物は、組み立てのしやすさと製造コスト抑制をものすごく優先しているように見えます。メーカーの利益追求の手法が、自動車を組み立てる労働者環境も含めて、日本国内と諸外国では随分違うのかもしれません。 さて、入庫時から気になっていたク … [Read more...] about 近年の輸入車が儚く感じるワケ ~アルファロメオ159修理の過程で~
輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
昨年と比較すると気温よりも湿度が高く感じた今年の夏。 人の体感と同じく、高温より高湿度がクルマに与える影響が大きいようで、クーラント漏れや電装系のトラブルが多発しました。 エンジン冷却系を巡るクーラントは、定期交換が必須。主成分のエチレングリコールは少々のことでは劣化しませんが、防錆剤を消費するからです。 防錆剤は、経路内壁の露出した金属表面で反応し、防錆皮膜を形成することが役目です。 形成された皮膜は、エンジンの振動などで剥離し、新しい金属表面が露出すると、新たな皮膜をつくります。これを繰り返して防錆剤は消費されていきます。 防錆効果がほとんどなくなったクーラントでも、氷点下で凍結することはありませんが、経路の金属や樹脂を著しく劣化させるのが問題です。クーラント経路の劣化は深刻で、全損相当の損傷に至ってい … [Read more...] about 輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
各種警告灯点灯の原因にアプローチする(シトロエン C4, ABA-B5NFU, ABS EPS depollution system faulty)
連日の猛暑で特にクルマの電装系のトラブルが多発しています。 シトロエン C4 にお乗りのお客様から連絡が入りました。 いつもお世話になっております。 C4にトラブルが発生しましたのでご相談です。 3日ほど前、走行中に警告音が鳴り、ディスプレイに一瞬、Braking system … [Read more...] about 各種警告灯点灯の原因にアプローチする(シトロエン C4, ABA-B5NFU, ABS EPS depollution system faulty)
ツインスパークの旋律を再び(アルファ147 2.0TS GF-937AB タイミングベルト交換)
ちょうど4年前、10万キロ走行時にタイミングベルト交換依頼のあったアルファ147 2.0TS。 大変遠方よりタイミングベルト交換のためにご来店いただき恐縮しておりました。 《参考記事》 アルファロメオの旋律のために(アルファ147 GF-937AB タイミングベルト交換) アルファロメオの旋律のために《その2》(アルファ147 GF-937AB タイミングベルト交換) アルファロメオの旋律のために《最終回》(アルファ147 937AB … [Read more...] about ツインスパークの旋律を再び(アルファ147 2.0TS GF-937AB タイミングベルト交換)
アルファロメオ147TSセレスピードのご相談 ~車のよろず相談室5~
外国車のセミオートマについてのご相談です。 伊マニエティ・マレリが作るセミオートマは、アルファロメオに載ると「セレスピード」、フィアットに載ると「デュアロジック」、ランチアに載ると「ドルチェ・ファール・ニェンテ(DFN, Dolce Far … [Read more...] about アルファロメオ147TSセレスピードのご相談 ~車のよろず相談室5~
アルファ156TS オイル漏れ ~車のよろず相談室2~
外国車のエンジン不調に関するご相談です。お問い合わせありがとうございます。 初めまして。 私のアルファ156TS … [Read more...] about アルファ156TS オイル漏れ ~車のよろず相談室2~
車体を支えるショックアブソーバの役割(916アルファGTV 乗り心地改善 KONI STR.T)
3.0リットルのV型エンジンを搭載するアルファGTVは、ノーマルでライドハイト(車高)が低く、前の左右サスペンションロワーアームは、正面から見ると「V字」になっています。 ロワーアームのボディー取り付け部より車輪側が上向きになっていますので、旋回時に荷重が掛かっている外側輪と状態が似ています。 直進状態で、ロワーアームが左右とも、既に旋回時の角度ですから、このままカーブに進入すると、踏ん張りに余裕がないのは明らかですね。 単に車高を下げるだけでは、旋回時の不安定さが増す原因です。多くのローダウンスプリングの固さ(スプリングレート)を極端に硬くしている理由でしょう。 尚、ロールセンターアジャスターというアタッチメントが市販されている車種に限っては、ロワーアームの角度を比較的簡単に補正でき、ローダウン … [Read more...] about 車体を支えるショックアブソーバの役割(916アルファGTV 乗り心地改善 KONI STR.T)
クーラント減少の早期発見とオーバーヒート予防(アルファ147 TS1.6 ラジエーター交換)
エンジンオイル交換でご来店の際、ボンネットフードを開けて最初に確認するクーラントレベル。 前回のご来店時から8千キロと少しの走行距離でMINを下回り、クーラント経路に漏れがあることを示唆します。 平成21年式 ABA-937BXB ツインスパーク1.6リットル 5MT 走行距離 … [Read more...] about クーラント減少の早期発見とオーバーヒート予防(アルファ147 TS1.6 ラジエーター交換)
乗り心地と異音とコイルスプリング(アルファロメオ Mito イモラリミテッド)
魅惑のコルサイエロー。 お買い求めの際、黒のMitoをお目当てに展示場に足を運ばれたそうですが、奥に佇む黄色の限定車に一目惚れだったとのこと。 限定150台のイモラリミテッドです。 平成21年式 アルファロメオ Mito 1.4リットル 199A8000 6速MT 走行距離 … [Read more...] about 乗り心地と異音とコイルスプリング(アルファロメオ Mito イモラリミテッド)
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