パンダリーノという同好会が定期開催されていると、初代パンダのお客様から教えていただきました。 聞くところによると、参加台数300台の大変な人気イベントで、応募開始早々に定数一杯になり、参加資格を得るのも難しいんだそうです。 開催地は静岡県の西寄り浜松市。京都からは250kmほど離れた遠い場所になります。 僕はメカニックの立場から、車齢24年超の経年イタリア車で安全に自走往復するのは難しい、可能なら積車でと、正直な意見をお伝えしましたが、お客様は頑なに自走での参加を望まれました。 至るところに脆弱さがある初代パンダを「普通に」乗るためには、理想的にはプロメカニック並の技量と設備工具、部品調達が必要です。イベント参加者の中には理想に近いオーナーがいらっしゃるようで、そのような方々と格差なく情報交換されるお客様から不意に聞く専門すぎる … [Read more...] about ついにイベント参加実現か?フィアットパンダの集いに向けてお手伝い(E-141AKA パンダ セレクタ)
フィアット
イタリア車 セミオートマチックの鬼門?デュアロジックオイル交換は果たして効果的か(フィアット パンダ ツインエア 0.9)
以前からご相談のあったフィアットパンダは、冬季の調子がよくないそうです。 同じフィアットのチンク(500)に積まれているのと同じ、ツインエアと称する小排気量ターボ2気筒エンジンを搭載。軽自動車でも最低3気筒の時代に2気筒のエンジン。しかし、優しいエンジンの鼓動は、どこか懐かしさが漂い、小さなイタリアンカーに大きな魅力を添えるのです。 冷間時、エンジン始動後のアイドリング不安定と走行不良がしばらく続き、まるで昔の調子の悪いキャブレータ車のようだとオーナー様はおっしゃいます。 ご来店時は暖機されていて、そんな不調は全く感じません。暖機して調子が出るまでの不完全燃焼の燃料臭がご近所の迷惑になりそうで解決出来たらうれしいというご相談です。 平成25年式 ABA-31909 0.9 TwinAir デュアロジックセミオートマ … [Read more...] about イタリア車 セミオートマチックの鬼門?デュアロジックオイル交換は果たして効果的か(フィアット パンダ ツインエア 0.9)
イベント参加直前のオーバーヒートと供給終了のラジエーターファンモーターの手配(E-141AKA フィアット パンダ)
直線と平面で構成されたシンプルで綺麗な外観と、随分小さい車体ながら大柄の大人がゆったり座れる不思議な車室空間を備えたフィアット初代パンダです。 僕がこの魅力溢れるお車のお世話をはじめて、早11年が経過しました。 平成10年登録 E-141AKA 1.1L CVT 走行距離 … [Read more...] about イベント参加直前のオーバーヒートと供給終了のラジエーターファンモーターの手配(E-141AKA フィアット パンダ)
サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
エンジンオイル交換のとき、僕はオイルレベルゲージよりも先にクーラントのサブタンクを見ます。水冷エンジンにとってクーラント不足は致命傷を与えることがあり、レベルチェックはとても大切だからです。 タイミングベルト交換後初めてのオイル交換時、3代目フィアット パンダのクーラントレベルはMINを下回っていました。 平成26年式 -13909- ZFA312 169A4000 5MT 走行距離 … [Read more...] about サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
イタリア車のタイミングベルト交換時期について(フィアット 3rd. パンダ Fiat Panda 312)
例えば、アルファロメオ(+ξ)の直列4気筒ツインスパークのタイミングベルト交換時期は、オーナーズマニュアルに65,000kmもしくは4年のどちらか早い方という記載があります。 ツインスパークの載る個体は、もはや動体保存の色合いが濃くなってきていますから、これからは4年間で1万キロも走行しないかもしれません。 積極的に通勤などで使用しているオーナー様は、マニュアルに記載のある推奨距離・年数の中間をとって、4万キロ毎に交換されている例が非常に多いと思いますが、経年や保管環境も重要と感じた事例が、今回の3代目パンダのタイミングベルト交換です。 平成26年式 -13909- 169A4000 5MT 走行距離 … [Read more...] about イタリア車のタイミングベルト交換時期について(フィアット 3rd. パンダ Fiat Panda 312)
入手困難な並行輸入車の部品を手に入れる(フィアット 3rd パンダ エンジン警告灯点灯)
車検整備(継続検査)でお預かりのフィアットパンダは、正規輸入ではないモデルです。 平成26年式 -13909- 169A4000 5MT 走行距離 50,000km 2年前の車検では、近年厳しくなったヘッドライト検査に対応するため、左側通行帯用ヘッドライトに交換しました。 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V ) 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V … [Read more...] about 入手困難な並行輸入車の部品を手に入れる(フィアット 3rd パンダ エンジン警告灯点灯)
輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
昨年と比較すると気温よりも湿度が高く感じた今年の夏。 人の体感と同じく、高温より高湿度がクルマに与える影響が大きいようで、クーラント漏れや電装系のトラブルが多発しました。 エンジン冷却系を巡るクーラントは、定期交換が必須。主成分のエチレングリコールは少々のことでは劣化しませんが、防錆剤を消費するからです。 防錆剤は、経路内壁の露出した金属表面で反応し、防錆皮膜を形成することが役目です。 形成された皮膜は、エンジンの振動などで剥離し、新しい金属表面が露出すると、新たな皮膜をつくります。これを繰り返して防錆剤は消費されていきます。 防錆効果がほとんどなくなったクーラントでも、氷点下で凍結することはありませんが、経路の金属や樹脂を著しく劣化させるのが問題です。クーラント経路の劣化は深刻で、全損相当の損傷に至ってい … [Read more...] about 輸入車の劣化とクーラント・エンジンオイルの関係(141AKA フィアット パンダ セレクタ ヒーターコア交換)
新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
前回記事『新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V … [Read more...] about 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
FIREエンジンを搭載した3代目 フィアット パンダは、日本へ正規輸入されていないグレードです。初回の継続検査に際し、受検準備を進めます。 平成26年式 型式-13909- FIRE1.2 8V(169A4000) 左ハンドル5MT 走行距離 … [Read more...] about 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
ラジエーターからのクーラント漏れでお預かりしましたフィアット パンダです。 平成12年登録 E-141AKA セレクタ2WD 走行距離 … [Read more...] about 供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
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