24ヶ月点検でお預かりしてますスズキ ジムニーは、年式相応の劣化が見られました。 平成7年式 V-JA11V改 F6Aターボ 5MT 走行距離 … [Read more...] about リアアクスルシャフト オイル漏れ オイルシール交換(V-JA11V改 スズキ ジムニー)
作業環境と労働安全衛生を考える ~鈑金塗装併設から4か月を経て~
約5キロほど離れた鈑金塗装の事業所が諸事情で閉鎖となり、40年以上の長きに渡り作業に従事してこられた古手の職人と一緒に仕事を開始して4か月が経過しました。 少しずつ作業場の体裁を整え、一番奥の二柱リフト近辺で一連の作業ができるようになりました。 僕が行う自動車整備の作業も種々危険を伴うのですが、鈑金塗装の分野は使用する材料や機器が大きく異なり、現状の把握から問題を抽出し、その対策を考えました。 まず第一に粉塵です。間もなく花粉症の季節で、アレルギー症状が酷くならないためにも早期の対策が必要でした。 「鈑金パテ」と称する、鈑金作業終了後に表面の微妙な凹凸を平滑するための2液硬化型のポリエステルは、カーボンファイバーや熱伝導のためのアルミ顔料が配合され、硬化反応後に行う研削作業でそれらの微粒粉が発生します。 … [Read more...] about 作業環境と労働安全衛生を考える ~鈑金塗装併設から4か月を経て~
なぜ??車検後にラジエーターの亀裂(レガシィ ツーリングワゴン TA-BH5 EJ20ターボ)
「クルマは、買えても飼えないといけませんよね…」 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 99,300km 「ちょっと変な例えかもしれませんけど、僕はクルマをペットみたいなものだと思ってます。」 とても印象的なオーナー様の言葉です。 車齢15年、約10万キロ。ターボ加給するエンジンが搭載されるハイパフォーマンスカーは、非常にデリケートです。車検の時期を含めて約1か月、お客様に一旦お返しするなどして各部馴染ませつつ、様子を見ながらメンテナンスを進めてきました。 《参考記事》 レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ) レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 … [Read more...] about なぜ??車検後にラジエーターの亀裂(レガシィ ツーリングワゴン TA-BH5 EJ20ターボ)
犬馬の心(三菱 デリカ スペースギア エンジン始動不能 GH-PD6W)
『昨日は朝夕とも一発始動だったのですが、今朝は0℃近くまで下がったせいか、間を空けて20回弱セル(スターターモーター)を回したように思います。もう諦めようかと思った時にエンジンが掛かったのでそのまま会社まで来ましたが、帰りもかなり心配な状況です。』 平成17年式 GH-PD6W 6G72 4AT 走行距離 … [Read more...] about 犬馬の心(三菱 デリカ スペースギア エンジン始動不能 GH-PD6W)
トヨタ クラウン VSCシステムチェック??(DBA-GRS182 4GR-FSE P0171リーン異常)
走行中に突然警告が表示されたということでお預かりしたトヨタ クラウンです。 平成17年式 DBA-GRS182 4GR-FSE 6AT 走行距離 105,000km メーターパネルの中央には「VSCシステムチェック」のメッセージと、ナビゲーション画面にはVSCとエンジンの警告マークが表示されていました。 ※VSC:Vehicle Stability Control 車両安定制御システム。カーブを曲がる時に起こりやすい横滑りを抑え、クルマを安定させるシステム 排気ガスのガソリン臭を除けば、エンジンが特別不調というわけではなく、オーナー様もご来店まで警告表示以外の不調体感はなかったと仰います。 簡易スキャナーの出力コードは P0171 … [Read more...] about トヨタ クラウン VSCシステムチェック??(DBA-GRS182 4GR-FSE P0171リーン異常)
レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 EJ20ターボ、タイミングベルト交換編)
前回記事『レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)』の続きです。 マニュアルトランスミッションを載せた稀少なBHレガシィは、走行距離10万キロ目前になりました。 先月、継続検査の受検に加えて、タイヤ交換やオイル漏れ修理その他を完了し、一旦お返し。各部整備後の調子を約1か月体感いただきタイミングベルト交換作業に取り掛かります。 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 … [Read more...] about レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 EJ20ターボ、タイミングベルト交換編)
自動車用シートへのこだわり(その2) ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
前回記事『自動車用シートへのこだわり ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~』の続きです。 新車から継続して拝見している初代ヴィッツ。 乗り心地の悪化と腰痛対策のご相談をお受けして、発注していたレカロがようやく手元に届きました。 平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 … [Read more...] about 自動車用シートへのこだわり(その2) ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
スタッドレスタイヤを夏に使うとどうなる?
朝の気温が5℃を下回る師走に入り、スタッドレスタイヤへの換装作業が頻繁になってきました。 急な積雪時、タイヤチェーンなど滑り止め具着脱の煩わしさから解放されるスタッドレスタイヤ。 摩耗も、経年変化も一般の方に認知されているよりずっと早く訪れることに注意が必要です。 日光や水分を避ける環境に保管されたスタッドレスタイヤでも、概ね3年で新品当初の雪道での「効き」は低下し始めます。4シーズン目に入ったものを履き続けるのはお勧めしません。 雪が降らないからと、スタッドレスタイヤに換装する時期を遅らせたり、あるシーズンは交換しなかったりというユーザーがいらっしゃいますが、十分な性能を使わないまま経年劣化させることになりますから、間違った節約思考と言えるでしょう。 さて、ウエアインジケータ(スリップサイン) … [Read more...] about スタッドレスタイヤを夏に使うとどうなる?
レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)
水平対向エンジン特有と思っていた排気音は、こちらのBHレガシィを最後に、この後3ナンバー枠にボディが拡大されたBPレガシィからは聞くことがなくなりました。 設計者にとって本当は消したかった独特のボクサーサウンドはスバルファンを魅了し、BH以前のレガシィに人気がある理由の一つです。 人気の理由は、ハンドリングの良さにもあります。 それは、水平対向エンジンがコンパクトで低重心だからだといわれますが、同じ水平対向エンジンが載る現行ハチロクと比較すると四輪駆動部品の関係で、そう低くもなく、ドライバー寄りでもありませんから、むしろサスペンション配置に依るところが大きいと思います。 スバル車にお乗りのあなたはご承知のことと思いますが、ホイールオフセットが大きく特殊です。ホイール取り付け面が他車と比べて外側に位置していると … [Read more...] about レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)
え?! 意外… エアバッグの注意点とパッシブセーフティ
ダイレクトメールは、国土交通省とトヨタ自動車が送り主のリコールの報せでした。 新車から程なくしてナルディクラシックの社外ステアリングホイールに交換した際、取り外してご自宅で保管されていたノーマルのエアバッグ装置付きハンドルは、最寄りの正規ディーラーに持ち込まれ、リコールの改修をお受けになられたばかりでした。 そして、さらなる改良を加えたと再度のリコール通知。 内容は前回改修時同様、エアバッグ作動時に内部の部品が破損してその破片が飛び散り、乗員が死傷するおそれがあるというものです。 平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 … [Read more...] about え?! 意外… エアバッグの注意点とパッシブセーフティ
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