走行中に突然警告が表示されたということでお預かりしたトヨタ クラウンです。 平成17年式 DBA-GRS182 4GR-FSE 6AT 走行距離 105,000km メーターパネルの中央には「VSCシステムチェック」のメッセージと、ナビゲーション画面にはVSCとエンジンの警告マークが表示されていました。 ※VSC:Vehicle Stability Control 車両安定制御システム。カーブを曲がる時に起こりやすい横滑りを抑え、クルマを安定させるシステム 排気ガスのガソリン臭を除けば、エンジンが特別不調というわけではなく、オーナー様もご来店まで警告表示以外の不調体感はなかったと仰います。 簡易スキャナーの出力コードは P0171 … [Read more...] about トヨタ クラウン VSCシステムチェック??(DBA-GRS182 4GR-FSE P0171リーン異常)
レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 EJ20ターボ、タイミングベルト交換編)
前回記事『レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)』の続きです。 マニュアルトランスミッションを載せた稀少なBHレガシィは、走行距離10万キロ目前になりました。 先月、継続検査の受検に加えて、タイヤ交換やオイル漏れ修理その他を完了し、一旦お返し。各部整備後の調子を約1か月体感いただきタイミングベルト交換作業に取り掛かります。 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 … [Read more...] about レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(その2、TA-BH5 EJ20ターボ、タイミングベルト交換編)
自動車用シートへのこだわり(その2) ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
前回記事『自動車用シートへのこだわり ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~』の続きです。 新車から継続して拝見している初代ヴィッツ。 乗り心地の悪化と腰痛対策のご相談をお受けして、発注していたレカロがようやく手元に届きました。 平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 … [Read more...] about 自動車用シートへのこだわり(その2) ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
スタッドレスタイヤを夏に使うとどうなる?
朝の気温が5℃を下回る師走に入り、スタッドレスタイヤへの換装作業が頻繁になってきました。 急な積雪時、タイヤチェーンなど滑り止め具着脱の煩わしさから解放されるスタッドレスタイヤ。 摩耗も、経年変化も一般の方に認知されているよりずっと早く訪れることに注意が必要です。 日光や水分を避ける環境に保管されたスタッドレスタイヤでも、概ね3年で新品当初の雪道での「効き」は低下し始めます。4シーズン目に入ったものを履き続けるのはお勧めしません。 雪が降らないからと、スタッドレスタイヤに換装する時期を遅らせたり、あるシーズンは交換しなかったりというユーザーがいらっしゃいますが、十分な性能を使わないまま経年劣化させることになりますから、間違った節約思考と言えるでしょう。 さて、ウエアインジケータ(スリップサイン) … [Read more...] about スタッドレスタイヤを夏に使うとどうなる?
レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)
水平対向エンジン特有と思っていた排気音は、こちらのBHレガシィを最後に、この後3ナンバー枠にボディが拡大されたBPレガシィからは聞くことがなくなりました。 設計者にとって本当は消したかった独特のボクサーサウンドはスバルファンを魅了し、BH以前のレガシィに人気がある理由の一つです。 人気の理由は、ハンドリングの良さにもあります。 それは、水平対向エンジンがコンパクトで低重心だからだといわれますが、同じ水平対向エンジンが載る現行ハチロクと比較すると四輪駆動部品の関係で、そう低くもなく、ドライバー寄りでもありませんから、むしろサスペンション配置に依るところが大きいと思います。 スバル車にお乗りのあなたはご承知のことと思いますが、ホイールオフセットが大きく特殊です。ホイール取り付け面が他車と比べて外側に位置していると … [Read more...] about レガシィツーリングワゴン10万キロ目前の車検整備(TA-BH5 EJ20ターボ)
え?! 意外… エアバッグの注意点とパッシブセーフティ
ダイレクトメールは、国土交通省とトヨタ自動車が送り主のリコールの報せでした。 新車から程なくしてナルディクラシックの社外ステアリングホイールに交換した際、取り外してご自宅で保管されていたノーマルのエアバッグ装置付きハンドルは、最寄りの正規ディーラーに持ち込まれ、リコールの改修をお受けになられたばかりでした。 そして、さらなる改良を加えたと再度のリコール通知。 内容は前回改修時同様、エアバッグ作動時に内部の部品が破損してその破片が飛び散り、乗員が死傷するおそれがあるというものです。 平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 … [Read more...] about え?! 意外… エアバッグの注意点とパッシブセーフティ
ノーマル本位 ~自動車用シート 腰痛対策の基本~(日産 ピノ DBA-HC24S K6A)
いつも遠方よりご来店いただいています日産ピノのお客様、定期的な点検整備とオイル交換で走行距離10万キロ目前になりました。 平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT … [Read more...] about ノーマル本位 ~自動車用シート 腰痛対策の基本~(日産 ピノ DBA-HC24S K6A)
ポルシェ 981ボクスター サスペンション修理 ~ミッドシップの特性を考える~
足回り損傷の修理依頼がありましたポルシェ981ボクスターです。 山坂道走行中に車体姿勢の制御が難しくなり道路側溝へ脱輪したとのこと。事故からしばらくして入庫したボクスターは、特に左後輪を強打した様子で、極端にトーアウトしていました。 アルミニウム合金のトーコントロールロッドが大きく曲がっている他は、ホイールに損傷があるだけで、ボディーへのダメージがなく、極めて幸運な脱輪の仕方だったと言えます。他車との接触やお客様にお怪我もない様子でしたのでホッと安心いたしました。 ↓大きく曲がったトーコントロールロッド(左)。パーツ側面にはAlSiMgMnと表記があり、特殊な合金なのでしょう。これほどの曲がりでも破断しない粘りのある特性に驚きました。アルミニウム合金を多用するクルマ全体の構成も、使用する場所で様々な特性を持たせ … [Read more...] about ポルシェ 981ボクスター サスペンション修理 ~ミッドシップの特性を考える~
自動車用シートへのこだわり ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
新車から継続して拝見している初代ヴィッツにお乗りのお客様から、 『以前は感じなかった腰痛が1時間未満の短時間運転で現れるようになって、自分の体の不調と思っていた。ところが、助手席に座ると運転席とのあまりの乗り心地の差にびっくりした。運転席の劣化に何かよい改善方法はありませんか?』 とご相談を受けました。 平成15年式 UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 … [Read more...] about 自動車用シートへのこだわり ~レカロで正しいドライビングポジションと腰痛対策~
新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
前回記事『新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(FIAT Panda FIRE 1.2 8V … [Read more...] about 新型 フィアット パンダ ~専門店の並行車 車検に備える~(その2、FIAT Panda FIRE 1.2 8V )
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