前回記事『学生時代の追想(ファミリア4WD→マーチR)』の続き 峠道の下りを思いのまま操れるマーチRは本当に楽しかったです。 自動車が軽量で、下りの恐怖から解放されました。ブレーキは良く効くし、挙動が大きく出過ぎてもスグ止まる。そして、ツインチャージャーの強烈なトルクが掛かった前輪は、操舵方向を定めてアクセルを踏めば、グイッと車体を引っ張ってくれてラインから逸れる気がしませんでした。 マーチRに乗って10ヵ月経過し、足回りのセッティングもわかってきました。 当初、残り溝の少なくなったラリータイヤで舗装路を走っていましたが、もっとコーナリングスピードを上げたくてモータースポーツ用ではない、一般的なハイグリップタイヤを履かせました。 調子を確かめにいつものSSR峠の下り。猛烈な加速で、クロスレシオのチェンジレバ … [Read more...] about 学生時代の追想(マーチR → ハチロク AE86 GT APEX)
学生時代の追想(ファミリア4WD → マーチR)
せっせとアルバイトして19歳で手に入れたマイカーは、即実戦可のフルラリー仕様、マツダ ファミリア フルタイム4WD(型式:BFMR)の中古車両でした(平成2年 京都工芸繊維大学体育会自動車部 … [Read more...] about 学生時代の追想(ファミリア4WD → マーチR)
10万キロ走行は折り返し点(DBA-HC24S 日産 ピノ, アルトOEM)
法定12ヶ月点検でお預かりした日産ピノは、10万キロに達しました。 平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT … [Read more...] about 10万キロ走行は折り返し点(DBA-HC24S 日産 ピノ, アルトOEM)
ノーマル本位の自動車整備(ホンダ モビリオスパイク LA-GK1)
初めてお目にかかったのはちょうど2年前。走行距離17万キロを少し超えたモビリオスパイクは、足回りから大きな異音がしていました。 スタビライザーリンクロッドのボールジョイントが大きくガタつくと、不快を通り越して今にも分解しそうな音が室内に響きます。 平成15年式 LA-GK1 L15A CVT 走行距離 200,000km 点検を進めるとスタビリンクの不調は、ほんの枝葉でした。 非純正のCVTフルード注入歴、フロントパッドの摩耗とブレーキジャダー、暗いヘッドライトバルブなど。 ホンダのCVTは発進時ジャダーの対策でHMMF(Honda Multi Matic … [Read more...] about ノーマル本位の自動車整備(ホンダ モビリオスパイク LA-GK1)
エアフロ交換でアルファサウンドは蘇るか(アルファGTV V6 3.0 GF-916C1 )
エンジン回転5000rpm付近で、必ず息つき(加速の途切れ)が見られます。そして最近になってアイドリングも落ち着かなくなってきたように感じます。少し前に相談した場所では、『そんな回転数まで回します??』と的外れな答えしか得られず、すっきりしない状態が続いています。何か手立てはありませんでしょうか。 と、アルファGTV V6 3.0L にお乗りのお客様からご相談がありました。 平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 … [Read more...] about エアフロ交換でアルファサウンドは蘇るか(アルファGTV V6 3.0 GF-916C1 )
なぜホイールバランスだけで振動が解消しないのか?(RFVとユニフォーミティ)
新車装着のメーカー純正タイヤホイールが原因で振動を発生することはほとんどありません。 多くの場合、アフターマーケットでその現象が問題になっています。 ホイールバランス(重量バランス)を何度調整しても、高速走行時の振動が解消しない経験はありませんか?そのほとんどがタイヤやホイールに原因があるといわれています。 平成30年式 DA17V … [Read more...] about なぜホイールバランスだけで振動が解消しないのか?(RFVとユニフォーミティ)
セレスピード警告灯点灯の理由は?(アルファ 147, 156)
3月中に満開になった染井吉野は、荒れた天候がなかったおかげで大変ボリュームのある見応えのあるものでした。 そんな季節の変わり目、人間の体調管理が難しいのと同様、自動車の不調も出やすいのかもしれません。 セレスピード(アルファロメオのセミオートマチック)の警告灯が点灯したとの連絡を受け、同日に2台診断いたしました。2台とも長年拝見しているアルファロメオで、バルブタイミングのチューニングを施してからはエンジンは大変好調です。不調に陥ることの多いセレスピードがいままで好調を保っていたことの方が奇跡なのかもしれません。 まず1台目は、 アルファ156 平成13年式 GF-932A2 2.0TS selespeed 走行距離 … [Read more...] about セレスピード警告灯点灯の理由は?(アルファ 147, 156)
ホンダ モンキー Z50M エンジン吹け上がり不良 ~ポイント式点火装置を考える~
3月の繁忙期に入る直前、アイドリングは続くがアクセルに反応がほとんどないという初代モンキーZ50Mをお預かりしました。 アクセルグリップを捻ると、力なくエンジンがストールしてしまう様子は、キャブレータのメインジェットの詰りのように感じます。 簡単に分解できるキャブレータのフロート室を開けて目視で確認しますが、燃料の汚れもジェットの詰りも見られません。 スパークプラグを取り外して先端部分を観察すると、むしろ燃料は過多の様子です。シリンダヘッドにスパークプラグを接地させ、キックする原始的な方法で点火の具合を見る限りでは点火は良さそうに思いました。 燃料、点火が良いとすると残りは圧縮です。 ところが、差動式シリンダリークテスタの指示値は、エンジン圧縮の良好を示します。 排出ガスの燃料過多の臭いを … [Read more...] about ホンダ モンキー Z50M エンジン吹け上がり不良 ~ポイント式点火装置を考える~
メルセデス A180(W169)にブリヂストン レグノ GR-XI を
標準ではコンチネンタルを履くメルセデスA180(W169)に、お客様は静粛性と乗り心地向上の期待からブリヂストン レグノ GR-XIを選ばれました。 平成21年式 DBA-169032 走行距離 74,000km メルセデス承認タイヤではないものを履くことに僕は少し抵抗がありました。一番の懸念は早期摩耗です。 高速道を走行しないことを条件に、市街地走行では硬すぎるコンチネンタルの乗り味を改善したいとのご希望でした。 … [Read more...] about メルセデス A180(W169)にブリヂストン レグノ GR-XI を
世界に誇る本格スポーツカーに触れる(マツダ ロードスター NCEC)
油脂類のメンテナンスでお預かりしたマツダ ロードスターです。 平成26年式 DBA-NCEC LF-VE 6MT 走行距離 … [Read more...] about 世界に誇る本格スポーツカーに触れる(マツダ ロードスター NCEC)
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