「オールシーズンタイヤというのはどうなんですか?」 とお客様からご相談がありました。 以前は市内にお住まいで、積雪時は運転を控えておられましたが、積雪地域に移住され、スタッドレスタイヤ装着が必須となったそうです。 サマータイヤの残り溝が少なくなり、スタッドレスタイヤ新規購入の時期と重なったため、通年で使用できるオールシーズンタイヤが選択肢に上りました。 熱い真夏も積雪時も使用できるオールシーズンタイヤですが、専用タイヤと比較すると性能は及びません。しかし、経済負担が軽いことに加え、装着しない側のタイヤホイールの保管場所に悩むことがなくなります。 そして、タイヤを過信せず、路面と対話しながら運転を慎重に行う習慣は、結果的に安全につながるのが一番の効果ではないでしょうか。 今回のチョイスはグッドイヤーのベ … [Read more...] about オールシーズンタイヤを着けてみた(GOODYEAR Vector 4Seasons ベクター4シーズンズ)
まるでバッテリー上がりのような症状(DBA-AK12 日産 マーチ)
バッテリー交換してもセルモーターの回り方が鈍く、エンジン始動が円滑でなくなった日産マーチをお預かりしました。 平成19年式 DBA-AK12 CR12DE 5MT 走行距離 77,000km セルモーター(スターターモーター)の耐久性が格段に向上して、以前のようにブラシ摩耗などがほとんど起こらなくなった国産車。 こちらのマーチは走行距離が8万キロ未満。エンジン始動の回数が多い使い方をされているようですが、もうセルモーターの寿命なのでしょうか。 取り外したセルモーターは冒頭の写真の通り、仏ルノーとの提携関係を色濃く表すダブルネームでした。 リビルト品と交換して軽快にエンジン始動するようになりました。 セルモーター/スターター リビルト品 23300-AX000★コア返却不要★【日産 マーチ … [Read more...] about まるでバッテリー上がりのような症状(DBA-AK12 日産 マーチ)
なぜ入手困難?現役車両のクラッチ(GK-KR42V トヨタ ライトエース)
クラッチのオーバーホールでお預かりしたのは、トヨタのライトエース。 この年代のタウンエース・ライトエースは、まだまだ現役で活躍する車両です。 平成19年式 GK-KR42V 7K-E 5MT 走行距離 … [Read more...] about なぜ入手困難?現役車両のクラッチ(GK-KR42V トヨタ ライトエース)
突然マフラーから白煙が大量に(GF-HN11S スズキ Kei ターボチャージャー)
タービンブローは瞬く間でした。 法定12ヶ月点検を終えてお渡し直後、突然マフラーから大量の白煙が出るようになったとのご連絡。 平成12年式 GF-HN11S F6Aターボ 5MT … [Read more...] about 突然マフラーから白煙が大量に(GF-HN11S スズキ Kei ターボチャージャー)
非純正パーツ選びは慎重に(その2、ランチア イプシロン ZLA843 クラッチ切れ不良)
前回のクラッチ機構オーバーホールは5年前、走行距離110,000km時でした。 非純正パーツ選びは慎重に(ランチア イプシロン クラッチ交換 ZLA843 クラッチ修理でお渡し直後、心配していた非純正メーカー違いの油圧部品に油圧抜けが発生し、大変ご迷惑をおかけした記憶が蘇ります。非純正であっても純正部品とサプライヤを同じにすることが無難との結論でした。 さて、あれから約45,000km走行され、クラッチペダルをいっぱいまで踏み込んでも完全に動力が切れず、ギアシフトが入りにくくなったとお預かりしまた。 平成16年式 ランチア イプシロン ZLA843 左ハンドル 5MT 走行距離 … [Read more...] about 非純正パーツ選びは慎重に(その2、ランチア イプシロン ZLA843 クラッチ切れ不良)
KYB New SR から KYB New SR へ(日産 ピノ DBA-HC24S ショックアブソーバ交換)
ちょうど5年前、乗り心地改善のご相談があったのは、ピノの走行距離が25,000kmのときでした。 当時、ノーマルの乗り心地のチープさに疑問をお感じになられて情報収集するも、ローダウンやインチアップなどの外観重視の改造ばかりだと、オーナー様は大変お困りの様子でした。 ローダウンやインチアップは何故いけないのか?(DBA-HC24S 日産 ピノ 乗り心地改善 ショックアブソーバ交換) 能力不足に感じたショックアブソーバをグレードアップすることをお勧めして交換作業を実施。現在は、走行距離が110,000kmに達しました。 平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT 走行距離 … [Read more...] about KYB New SR から KYB New SR へ(日産 ピノ DBA-HC24S ショックアブソーバ交換)
ロールの誤解とショックアブソーバの役割 ~スポーツ走行と乗り心地の両立 ~
クルマの『スポーツ』には、たくさんの誤解があります。 低い車高、空力パーツ、ハイグリップタイヤ、軽量アルミホイールとインチアップ、小径ステアリング、金属製ペダル、ワイドトレッドなど… それらは、サーキットを軽快・俊敏に駆けるレースカーのイメージです。 標準仕様に追加変更したメーカー特別仕立てでさえ、ほとんどがイメージ販売だと思います。標準仕様が「走り」の面で明らかに勝るからです。 レースカーは車体の安定のため重心を低くします。エンジンなど重量物の搭載位置を低くし、サスペンションの幾何学配置(ジオメトリ)を変更して車高を下げます。 ((注)コイルスプリング交換だけの車高ダウンは、ロールが増します。重心が低くなってもロールセンターがそれ以上に下がるからです。重心を低くしたら、サスペンションアームの長さや角度など … [Read more...] about ロールの誤解とショックアブソーバの役割 ~スポーツ走行と乗り心地の両立 ~
他グレード バネ流用で乗り心地の改善ができるか(スバル インプレッサ WRX STi GDB-E, GGA-E リアスプリング)
先日、ショックアブソーバ交換でお預かりしたスバルインプレッサ GDB の続きです。 乗り心地はショックアブソーバで極める(スバル インプレッサ WRX STi GDB-E, KYB Real Sport GRAVEL) 未舗装路競技用ショックアブソーバを装着。一般道の荒れた路面で、STiグレードの強力なコイルスプリングの動きを十分に減衰し、大幅な乗り心地の改善ができました。 平成16年式 GH-GDB(アプライドE) EJ20ターボ 6MT 走行距離 … [Read more...] about 他グレード バネ流用で乗り心地の改善ができるか(スバル インプレッサ WRX STi GDB-E, GGA-E リアスプリング)
ヘッドライトが両方同時に点かなくなる危険な原因とは(スズキ エブリィ LE-DA62V)
夜間走行中にヘッドライトが突然点かなくなったとのことでお預かりしたスズキ エブリィです。 平成13年式 LE-DA62V K6A 3AT 走行距離 … [Read more...] about ヘッドライトが両方同時に点かなくなる危険な原因とは(スズキ エブリィ LE-DA62V)
アルファロメオと向き合う酷暑のファクトリー(アルファGTV GF-916C1 V6 3.0L)
一番暑い季節に入庫いただいたのには理由がありました。 走行10万キロ目前でスパークプラグとイグニッションコイルの交換で入庫した 916アルファGTV。 平成13年式 GF-916C1 V6 3.0L 6MT 走行距離 95,000km。 エンジンルームに目いっぱい詰め込まれたV6 … [Read more...] about アルファロメオと向き合う酷暑のファクトリー(アルファGTV GF-916C1 V6 3.0L)
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