デリカ スペースギアがラジエータ修理で入庫しました。
平成6年式 PE8W 走行距離16万キロ。
LLCが漏れているとのことでしたので確認するとアッパータンクからサブタンクに向かうホースの差込部の亀裂でした。
触るとボロッと取れてしまい、アッパータンクの樹脂がかなり劣化しているのがうかがえました。
クーラントの管理がとても悪く、本来緑色のLLCが赤錆色に変色していました。
幸いコアの詰まりはなかったのでアッパータンクのみの交換で対応しました。
16万キロも熱にさらされると樹脂もかなり劣化するようです。
同じ材料を使っているロワータンクに目だった劣化がないのは、アッパータンクとロワータンクに温度差があるかなのかもしれません。
ダイハツの樹脂製ジョイントの破損も同じような劣化(樹脂に柔軟性が無くなりサクサクになります)です。熱と劣化したLLC、双方の影響があると思います。
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