本日の入庫は平成3年式 ダイハツ ミラ L200S 4MT 走行距離120,000km。
クラッチが滑るようになったので直して欲しいとのこと。
さて、ダイハツのこの形式の軽自動車はエンジン&ミッションがサブフレームで囲われていますのでミッション単体の離脱はしません。サブフレームごとエンジン&ミッション&フロント足回り&ラジエータを一体で降ろします。
なんだかこのまま走りそうです…
慣れれば、エンジン離脱はそう難しくはありません。さくさくと作業を進め、エンジンを搭載したところで知り合いの整備士が遊びに来ました。
知:「またなにして遊んでんねん。」
僕:「クラッチや。」
知:「これ、ミッションだけ外せるやろ?」
僕:「外せへんやろ。サブフレームで囲われてるやん。」
知:「あっほやなぁ、上から外すんや。」
僕:「え…」
知:「デスビとウォータパイプ外すやろ、ほんでシフトの変な部品が下に付いとるわ、それも外れるねん。そしたら簡単に抜けるわ。」
僕:「し、知らんかった… いっつもエンジンごと降ろしとったわ…」
というわけで、4速のMTは上から抜けるそうです。
といっても、同型の入庫は最後でしょうけど。