本日の車検は、
平成4年式 トヨタ カローラ セレス E-AE101 4A-GE FF4AT 走行距離86,000km。
年間走行距離わずか1,500kmのお車です。
入庫と同時に気になったのはタイミングベルトの異音。プラスチック製のタイミングベルトカバーの内側でベルトがたるんで暴れてるんです。高速回転しているベルトが勢いよく当たるものですから、結構大きな音が聞こえます。
外しやすいカバーを外して、状態を確認しました。
ベルト背面がしわしわになっていて、かなり劣化が進行しているのがわかります。この状態で、ベルトの張り調整をするのは危険です。ベルトの歯飛びや、切断を誘発するようなものですね。
また、奥にあるウォーターポンプとシリンダブロックの繋ぎ目からもLLC(ラジエータ液)のにじみが確認できました。
早速お客様に連絡を取ります。
肝心なところはきっちり直して欲しいとのことでしたので修理することになりました。
いくら走行距離が少くても、経年劣化は避けられません。10万キロごとの交換部品であるタイミングベルトも、今回のように、それ以下の走行距離でも劣化していることはあります。
今回の主な交換部品は
エンジンオイル
タイミングベルト
タンミングベルトテンショナー
ウォータポンプ
ファンベルト
クーラーベルト
LLC(クーラント)
ブレーキオイル
でした。
読者様からのお便り