車庫入れの時など,ハンドルを多めに切って低速で走行すると異音がするということで,同業者から持ち込まれたスズキ ワゴンRです。
形式はMC22S,平成14年式,走行45,000km,フルタイム4WD AT。
中古のホーシングと,念のためリアシャフトベアリングを交換したが直らなかったらしいです。
問題の異音は,前後輪に回転差ができたときに出るとも考えられますので,センターデフに当たる部分を探ってみました。
リアデフはそっくりまるごと交換したのですから,今回の原因からは外すことにします。
このワゴンRはプロペラシャフトの中間に,ビスカスカップリングのLSDがついていました。
いきなりですが,今回は保証期間内ということで,無償で交換→完治となりました。ディーラーも,「ああ,それですね」ってな感じでしたから,割とよくある故障なのでしょうね。
新品の部品価格は7万円弱。
後で聞いた話ですが,このワゴンR,異音が出たのは,左リアタイヤを側溝に落としてからだったそうです。空転させたのかもしれませんね。
修理を依頼した同業者もリアを落としたという情報を得ていたようで,だからリア周りの修理をしていたのですね。
運輸支局の車検コースでも,フルタイム4WDと知らずに2輪だけスピードメーターテスターに乗せて駆動し,ビスカスカップリングを破損させる事故が増えているそうです。
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