信号待ちなどでオートマのセレクトレバーをドライブに入れているときに我慢できないほどの振動がでるので直して欲しい。とのことで入庫したのは
平成15年式 ダイハツ ミラ L700S EF-SE FF3AT 走行距離 30000km。
ミラに限らず、エンジンマウント及びステアリングコラムチューブ不良でアイドリング時に振動の出るものがあります。
今回はコラムチューブのガタはほとんどありませんでしたのでエンジンマウント3点の交換のみの作業となりました。
フロント側、左側のマウントの交換はたやすいのですが、リア側のエンジンマウントはスペースが狭くてやりづらいのです。
サブフレームを止めているボルトを幾分か緩め、ステアリングラックを遊ばせてボディーとマウントの隙間を広げます。あとは知恵の輪のように隙間を縫って取り外すという感じです。
ところが…
このミラ、エンジンマウントとサブフレームを固定している長いボルトが上から下に向かって挿入してあり、上に抜こうにもボディとの隙間をいくら広げても到底抜けそうにもありません。
今まで作業していたのは運よく下から上に向かって挿入されていたので難なく取り外すことができていたようです。
スペースを作る方法は諦めて、ボルトを切断することにしました。
エアソーに長めのバイメタルブレードを取り付け、切断作業は数十分。無事に取り外すことができました。
今回はボルトの手配にかかった時間がロスでしたので、次回からはボルトの挿入方向を見てから作業にかかりたいと思います。というか、どなたかボルト切断しないで交換できる方法ご存知ないですか?
オートフレンズ says
お疲れさまです。確かにミラのマウント弱いですね。
うちもエンジン降ろしたときには同時交換しています。
エアソーで切断したんですか…
エンジン降ろすよりはマシですよね。
酸素で切断できるくらいのクリアランスがあれば、
ガスで切断するほうが早いと思いますが。
たけし says
オートフレンズさん、こんばんは。
アドバイスありがとうございます。
実は、酸素切断は技術的に自信がないんです。クリアランスも十分とれないでしょうから、尚のこと自信がありません。
火が自在に使えるようになると作業の幅が広がりますよね。