『頻繁にエンストするようになったので診て欲しい。』
ということで入庫したのは
平成6年式 三菱 ミニカ H32A 3G83 FF3AT 走行距離83,300km。
詳しく伺うと、信号待ちや、バックに入れたときなどにエンジンの調子が悪くなり(ガタガタ振動し)エンストに至るとおっしゃいます。再始動は至って容易だそうです。
他に気づいたことはないかお尋ねすると、何だかブレーキが固くて効きが悪いのだけれど、ブレーキだから関係ないでしょ?とおっしゃいますが…
関係ありですよ!
早速ブレーキブースターの単体点検をします。
マイティーバックを接続し、負圧に引きます。
ブレーキを踏むと一気に大気圧になってしまいました(–;
ブレーキブースターの内部不良です。
良品リサイクル品と交換とさせていただきました。
不良ブースターの内部にはエンジンオイルが混入していました。ブローバイに混じっていたのでしょうね。劣化したエンジンオイルでゴム製ダイヤフラムが痛められた感じでした。
こんなところにもエンジンオイルの影響がでるんですね。
エンジンオイル交換の重要性を再認識した一件でした。
読者様からのお便り