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タイヤ接地面の極端な摩耗について(トヨタ ラウム CBA-NCZ20 タイヤ交換)

極端な摩耗のためタイヤ交換を承りましたトヨタ ラウム 平成21年式 CBA-NCZ20です。

4本すべてのタイヤで、接地面両側に極端な偏摩耗が確認できます。うち1本は、内部のスチールベルトのワイヤーが露出するほどの摩耗でした。

入庫時の空気圧は手元のタイヤゲージで190kPaでした(その他3本は230kPa)。空気圧が低いと接地部が湾曲し、両端に圧力集中する状態は容易に想像できますが、日常的に空気圧点検を励行されているお客様ですから、入庫時の空気圧低下は、摩耗の結果だったかもしれません。

廉価過ぎるタイヤに目立つ接地面両端摩耗は、据え切り過多、空気圧不足、定員乗車(定積載)など、厳しい条件で顕著になる傾向にありますが、タイヤの価格ランクを上げるとその傾向が急に緩和されます。

タイヤを綺麗に接地させるためにセッティングしたサスペンションも、接地部が均等に路面を捉えないタイヤでは台無し。是非バランスのよいタイヤ選びを。

新調タイヤはユニフォミティマッチングで組み、

とても綺麗に回転します。

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