BMW E46ツーリング からお乗換えされた、かわいい黄色のスバル R2。今回は、ご購入後初めての点検整備です。
平成16年式 CBA-RC1 EN07 CVT 走行距離 76,000km
背が高く、室内容積を目いっぱいまで拡大させた軽自動車が増えつつあった時期、軽自動車らしいコンセプトで発売されたR2は自動車としての魅力が満載です。
車両重量わずか800kgの軽量ボディーに、スバルらしい凝ったサスペンションを備えたシャシーは、軽快に、そして確実に路面を捉えます。後姿には、大きくあしらわれた六連星のシンボルと、特徴的なフェンダーライン。
フィアットやアルファロメオに関係したデザイナーが手掛けたというデザインは、確かにフロントグリルの天地を返してみると、なるほど納得。
そして、別グレードでシフトレバー右横にあるスイッチは、こちらのR2は樹脂の蓋で、オーナー様はアクセントに缶バッジを装着されていました。
でも本当は、寂しい室内に一輪挿しを置きたいとのご要望で、上品な四重らせんのガラス容器をお持ちになられていたのです。僕は、ラバーブーツ等を加工して、それを無理なく収めるホルダーを作って差し上げました。
ライフスタイル重視で、輸入車から国産軽自動車へ… 世界一格好いいお乗換えだと僕は思います。
(↓その後、エアプランツを楽しまれている写真をお送りくださいました。)
はがくれE says
個々それぞれのライフスタイルに合わせてクルマを選ぶことはかなり重要だと思いますし、個人を尊重して購入やメンテナンスのアドバイスをする事が重要なのではないかと考えています。
その基本的な部分がズレることによって、外車は壊れる修理代が高いとか、安心安全な国産車を買っておけば間違いないとか、そういう、本人が望んでいるかどうかわからない提案が刷込みとなり、常識化してしまっているのだと思うと非常に残念だと思っています。
個人的にこのR2のデザインは好きです。フロントフェンダーからクォーターまでのラインが、ドアノブとサイドウインカーとちゃんとマッチしてるところがとても好きです。
オーナー様のように、シフトレバー近くに植物を飾ったりする事は、いろんなパーツを取っ替え引っ替えするカスタムより、たったひとつのことでも、とても愛着が持てる演出なのではと思いました。
ニュービートルには純正で一輪挿しがあったと思います。快適さや利便性重視のクルマが多くなってきてる気がしますが、乗り手にチョットした楽しみを与えるクルマがあってもいいのではないかと思います。
たけし says
はがくれEさん
いつもたくさんのコメントを頂戴し感謝しております。
R2は本当にかわいい自動車ですね。
無機質な室内が一点の緑でパッと華やかになりました。