年末のスタッドレスタイヤ交換時、クーラント臭を微かに感じてボンネットを開放します。
平成11年式 E-JZS151 1JZ-GE 4AT 走行距離 263,000km
この年式、走行距離で初めてクーラントリークしたデンソーのラジエーター。内圧も水温も比較的低いクラウンの水路ですが、ここまで耐久したのは、車検毎のクーラント交換を継続した結果に他なりません。
水路の部品に用いられるポリアミド樹脂は、劣化したクーラントで著しく脆くなります。ひどい場合は内部浸食も見られ、外部からはわかりにくい損傷が進んでいることも珍しくありません。
クーラント管理の行き届いた国産車はアルミなど金属製ホースジョイントの腐食もほとんど見られませんから、ラジエーターとそれに接続されるラバーホースのみのリペアで、お渡し後の安心感がまるで違います。
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