24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしてますダイハツ タントです。
平成17年式 CBA-L350S EF-VE 4AT 走行距離 113,000km
入庫時既にエンジン警告灯が点灯していました。ほとんどの場合はO2センサーのプレヒーターの断線です。簡易コードリーダーでエンジンECUの記憶情報を読み取ります。P0135は変換表を見なくてもいいくらいの頻度です。
ダイハツのO2センサーは純正品が大幅な価格変更がされ、他メーカーの同様品の約1/3。標準的な価格だった頃に費用ご負担いただいたユーザー様を思うと大変心苦しいです。
適切なエンジン制御には欠かせないセンサーですので、不調であれば交換します。輸入車の一部には、定期交換部品に指定されているものがあります。
次に、ドライブシャフト等速ジョイントブーツの亀裂。
このような固い材質のブーツは超高耐久だと思っていましたが、時折ピンホールからのグリースの滲み出しが見られます。
ダイハツ純正指定されている分割ブーツで簡易補修します。
そして、未実施のタイミングベルト交換はフロントマスクを取り去ると作業性が一気に向上します。
往年のEFエンジンは、この年式モデルを最後に姿を消し、タイミングチェーン式のエンジンに置き換わりました。
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