サービスマニュアルで予習していましたが、予想を超える作業スペースの狭さで難航しているプジョー206CCのタイミングベルト交換。部品離脱が思うように捗らず、肘から先の擦り傷・切り傷が増えるばかりで、肝心の部品がエンジンルームから出てきません。
並行して、フロントガラス撥水加工、エンジンオイル交換、タイヤローテーションのホンダ フリードの作業を終了してから、ホンダ フィットの24ヶ月点検整備。
猛暑の中、運輸支局検査コースに持ち込みます。
数の少なくなったマニュアルトランスミッションを操作して運輸支局に向かう道中、参考動画でプジョーの解決策を探します。
ところが、2.0Lガソリンエンジンは、多くの場合プジョー406に搭載されていて、スペースに余裕があり参考になりません。そして、プジョー206で検索すると、もっと小さなエンジンが搭載されているのがほとんどで、こちらも残念ながら参考にならず…
店に戻ると、1日早く、車検整備でお預かりしている三菱ランサーのキャリパーシールキットが到着していましたので、先にこちらを終わらせましょう。
分解清掃したキャリパー。住友製のこのタイプのダストブーツはピストンを組む前に取り付けるのがコツです。
ピストンをダストブーツに軽く宛がってエアーを送ると、ブーツがパッと風船のように広がり、一瞬でピストンをくわえてくれるのです。