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国産車の部品供給と耐久性(三菱 ランサー E-C62A 車検整備)

奥のリフトに掛かるのは、24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預りしてます三菱ランサー。車齢が27年になりました。

昭和63年式 E-C62A 4G15 5MT 走行距離 167,000km

さすがの国産車も、この車齢になると純正部品供給に途絶えが目立ちます。フロントブレーキの分解点検で、キャリパーピストンダストブーツに膨潤が見られ、内部のブレーキフルード漏れを示します。

少しブーツをめくると、内部に溜まったフルードが漏れ出しました。

この部位の補修部品の純正供給は無くなり、辛うじて国内在庫のあった社外品で3営業日の待機です。
そして、所々に腐食していた排気管は、応急的に包帯タイプの補修材で繕いました。

遮熱板も固定箇所が腐食していましたので、ステンレスバンドで締結。

初めて車検整備で拝見した10年前、交換管理が良くなくて赤錆色だったクーラント。その後、継続的に優しく処置して水路の腐食進行は抑えられている様子です。

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