出先で突然エンジンチェックランプが点灯したとお知らせがありましたのはスバル レガシィ BH5ターボです。
平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 65,000km
チェックランプが点灯しても体感不調は無く、一度エンジンを切ると一旦消灯し、走り出してしばらくすると再点灯するということです。ご入庫いただいたときは、店先で止まったエンジンを再始動し、アイドリングに近い回転でゆっくりと作業場まで入れ、そのままアイドリングを続けていましたが点灯することはありませんでした。
G-scanに接続しますと、過去の記録でフロントO2センサー系統の断線と出ましたのでまず間違いないでしょう。
左バンクの排気マニホールドに装着されているO2センサーは、融雪剤の影響もなく難なく交換できました。
コネクタはバッテリーを離脱した奥に配置されています。
フォルトを消去し、試運転を繰り返してエンジンチェックランプ再点灯がないことを確認して修理完了としました。
併せてご依頼のありましたエンジンオイル交換は、今回オイルフィルタと共に交換します。社外品のオイルフィルターは純正品に換装します。
排気管に囲われたオイルフィルタハウジングは熱の影響が大きいので、汎用フィルターでは心配なのです。
今回、エンジンオイルはMOTUL 8100 X-cess 5W-40 をお選びいただきました。発熱の大きなターボエンジンにはフリクションを低減し発熱抑制効果の高い化学合成油が非常に有効だと思います。
《関連記事》
感性に響く動力性能(スバル レガシィ TA-BH5 点検整備)
ガソリン臭の原因を探る(その1、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
ガソリン臭の原因を探る(その2、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
気になる症状を総点検(TA-BH5 スバル レガシィ 足回り異音・車検整備)
KYB スーパースペシャル for STREET (TA-BH5 スバル レガシィ 乗り心地改善 ショック交換)
純正ビルシュタインから KYB スーパースペシャルへ (TA-BH5 レガシィ ショックアブソーバー交換)