タイヤを新調するとき、ホイールへの組み付けは、一般的に「軽点」と言われるタイヤの一番軽い位置(黄色いペイントマーク)を、エアバルブの位置に合わせる慣習があります。
エアバルブの重さとタイヤの軽い位置を合わせることで重量相殺を狙った方法ですが、組み付け後、ホイールバランサに掛けて重量バランスを調整するのですから、それほど意味のある手法とは思いません。
さて、あなたはご存知かもしれませんが、新車装着のタイヤは「RFVマーク(Radial Force Variation)」と言われる赤い点をホイール側に刻印された白や青に合わせる方法が採られています。
タイヤの赤い点は最も剛性の高い点。一方、ホイールの白もしくは青い点は最も半径の小さい点(ローポイントマーク)。
その2つのマークを合わせることは、(荷重の掛かった)タイヤが最も円滑に転がる組み方だと、僕は理解しています。
純正スチールホイールには消えにくいローポイントマークがあります。タイヤにはRFVマークの無いものもありますが、このように双方にマークがある場合、それに従って組み付けると、ホイールバランサに掛けて無荷重で回すときでも、真円度に優れた組み方だなと実感するのです。そして、結果的にバランスウエイトが少なくなる場合が多いように感じます。
¥1,182 (2025年4月29日 14:37 GMT +09:00 時点 – 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)