手順どおり作業していても、最終的には手加減の調整が必要なアルファロメオのツインスパークは、いろいろ判ることがありましたが、作業時間短縮のための課題もありました。
アルファ147は、付帯作業がいくつか残っていますが、緊急入庫したパワーステアリングとエアコンが同時に動かなくなった日産バネットの診断・修理のため、作業は一時中断します。
平成14年式 GE-SK82VN R2 4AT 走行距離 139,000km
パワーステアリングポンプとエアコンコンプレッサは1本のリブドベルトで駆動されていますから、ベルト回りのトラブルに違いありません。助手席下のエンジンルームを点検すると、オートテンショナのプーリー中心のベアリングが焼きつき、アライメントがずれて…
それに伴ってベルトが破断した様子です。
取り外したオートテンショナとベルトです。
新品のベルトとテンショナーを組み付け、正常復帰しました。同じテンショナーでも昨日のアルファロメオのタイミングベルトテンショナーとは比較にならないくらい短時間で作業が終了しました。
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