「これが、ディーゼルですか???」
新車のご購入をご検討のお客さまと、懇意のマツダ販社へ新型デミオ(ディーゼルエンジン)の試乗をご一緒しました。
「静かさはガソリン車と変わらないし、アクセルを踏んだ分だけスッと加速しますね…」
助手席には販社の営業スタッフの方が同乗。僕は後席からタコメーターを見ていました。真新しいデミオのステアリングを操作するお客様は、なんとエンジン回転2000rpm以下の極低回転域で運転されていました。
混合気にスパークプラグで点火する方式のガソリンエンジンは、いわば「引火爆発」。対して、ディーゼルエンジンは圧縮した高温空気に燃料(軽油)を送り込む「自己着火燃焼」。新型デミオに搭載されたディーゼルエンジンは、ネガティブなイメージ(騒音、黒煙、鈍重)を様々な技術革新で克服し、着火燃焼を感じる柔らかで力強い加速が一番の魅力でしょう。多段自動変速機による円滑な加速や、剛性感の向上したボディにサスペンションを感じた後、店に戻るサービスカーの中で、
「このお店のお車、さっきこんな乗り心地でしたっけ?(笑)」
と、新しい良いものに触れた感触をお客様と満喫したのでした。
はがくれE says
W211のCDIに初めて乗った時ディーゼルの素晴らしさを感じました。
CX-3にオプション設定されているナチュラル サウンド スムーザーが気になっているのですが、試乗車として置いてある店舗が近辺になかったのが残念です。
mack says
マツダの環境技術は本腰 誤魔化し無し 全域制御で
欧州車並み
ファミリアの頃から 排気管綺麗
先日XDを見たが音なし煙無し
足回りも良しですか
残すは衝突防止
たけし says
皆様、コメントありがとうございます。
いつの時代もマツダは先駆的で魅力に溢れます。
フルタイム4WDやロータリーエンジン、そして近年のディーゼルエンジン。
ディーゼルの斬新性の影に隠れていますが、マツダの新しいガソリンエンジンはもっと注目されるべきでしょう。