前回の24ヶ月点検(継続検査)から拝見しているスズキ ワゴンRです。
平成11年式 GF-MC21S K6Aターボ 4AT 走行距離 77,000km
クーラント管理が不適切で、前回の車検ではラジエータからのクーラント漏れを確認し、新品に交換しました。特にこのワゴンRのように水冷式タービンを装備したエンジンの場合、エンジンオイル交換管理は適切にされていても、クーラント管理を怠っている例が多数見られます。
前回交換してから、まだ1万キロ程度のクーラント液。泡立ちがひどく、わずかに排気ガス臭がして、おそらくはタービン内での排気ガス混入だと察します。クーラント液の減少は無視できない程度に確認できましたので、今後の注意が必要です。
4月になっても輻輳する軽自動車検査協会の車検コース。
軽自動車保有台数の割合増加の傾向なのかもしれません。近年見ない光景です。
プロジェクタータイプのハロゲン仕様ロービームヘッドライトはカットオフラインが明瞭で調整が容易でしたが、左右灯とも上下方向ぎりぎりの合格だったようです。