新車から拝見して6年。走行距離10万キロの通過点を迎えたダイハツ ハイゼットカーゴです。今回は車検整備でお預かりしました。
平成21年式 EBD-S321V KF-VE 3AT 走行距離 100,000km
市街地のみの走行で、かつ品物の配達に使用されていますので、この10万キロは負荷の高い10万キロです。適切な時期に適切な部品交換、油脂類の交換をしてまいりましたので、今までノントラブルです。今回24ヶ月点検の時期に、消耗品類を順に交換しました。
残りわずかになったフロントブレーキパッド
純正品はシムなど金具も全て付属しているADVICS製。面取りに注意して組み付ける場所を間違わないようにします。
リアブレーキのライニングは、リーディング側のみの供給がありました。
エアクリーナエレメントは良質のドライブジョイを選択
全てリブベルトになった補機ベルトも新品に交換
3万キロ無交換の、著しく磨耗していたロングスレッドのスパークプラグ。
オートマチックにも相当な負荷が掛かりますので、ATF 定期交換を実施します。変速機のトラブルが高確率で防止できます。
エンジンオイル、エンジンクーラント、ブレーキフルード、リアデフオイル、タイヤ4本交換… エンジンのクーラントドレーンのパッキンは新品を用います。
ヘッドライトはもちろんロービームで調整。ダイハツは綺麗なカットオフラインのものが多いですね。調整が非常に簡単です。
そして、3月の混雑のピークを過ぎた検査協会のコースはすっかり春の日差し。20分ほどの待ち時間でした。
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左灯:左方7.3cm(○) 下方9.9cm(○)
右灯:左方8.0cm(○) 下方10.8cm(○)
自社テスターの調整値は、左右方向0cm、下方6cmに統一しています。
合格範囲は左右にそれぞれ27cm、下方2cm~15cmの範囲です(いずれも車両前方10mの照射位置での計測値)
フレンズ says
こんにちは!
この手のバンタイプですと整備性がよくないせいか、
他店で車検を受けていたものにはスパークプラグの交換を怠り、
要求電圧が上がりイグニッションコイルがパンクした事例が多いです。
しかも、両白金プラグと思い込んでる工場も多くてゲンナリです・・・
然るべき時期に然るべき整備を行なえば安心して乗り続けられるんですけどね。
たけし says
フレンズさん
本日の記事にも書きましたが、20万キロごとのスパークプラグがあったり、従来どおりの交換距離のものがあったり様々です。それぞれの交換時期や点検時期を正確に把握することが重要ですね。