• Skip to main content
  • Skip to secondary menu
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer
  • ホーム
  • お問い合わせ
  • プロフィール
  • プライバシーポリシー
  • 公式メルマガバックナンバー
  • 丸山モリブデン通販

車の修理屋たけしくん 京都の自動車整備工場

適切に整備した自動車はとても調子がよくて長寿命。プロの整備士がおすすめするタイヤ、オイル交換、国産車・軽自動車・輸入車の車検や修理。京都の認証工場です。

  • 国産車
    • トヨタ
    • 日産
    • ホンダ
    • スバル
    • マツダ
    • スズキ
    • ダイハツ
    • 三菱
    • いすゞ
    • 原付バイク
  • 輸入車
    • アメリカ車
      • クライスラー
      • サターン
    • イタリア車
      • アルファロメオ
      • フィアット
      • ランチア
    • ドイツ車
      • BMW
      • アウディ
      • スマート
      • フォルクスワーゲン
      • ポルシェ
      • メルセデスベンツ
    • フランス車
      • シトロエン
      • プジョー
      • ルノー
    • 北欧車
      • ボルボ
    • 英国車
      • ローバー
    • 韓国車
      • ヒュンダイ
  • 運転技術
  • モータースポーツ
  • メンテナンス一般
    • 新車からのメンテナンス
    • ボディーメンテナンス
    • ホントの話
  • 工具の紹介
  • パートナーサイト
  • English
You are here: Home / メンテナンス一般 / ホントの話 / 前照灯試験に潜むパンドーラの箱(京都車検場ヘッドライト検査)

前照灯試験に潜むパンドーラの箱(京都車検場ヘッドライト検査)

2015年3月12日 By ITS

DSC_1156.jpg

本日も京都運輸支局車検コースは繁忙期の輻輳。並びはじめから車検終了まで1時間以上を費やします。

今年9月から始まるヘッドライト検査、すれ違い用前照灯試験のために、僕は毎回、すれ違い用前照灯(ロービーム)で調整して車検に臨んでいます。それは、不合格率が高くなると予想しているすれ違い用前照灯検査に習熟することが目的です。

今日、車検場に持ち込んだ平成18年式 ホンダ ステップワゴン DBA-RG3 のロービームは、Z型配光と呼ばれるカットオフラインがほぼ水平の照射パターンです。経験上、この配光は不合格が多いパターンです。

DSC_1152.jpg

DSC_0547.jpg

結果は、概ね予想通りで、

    左灯:右方28.3cm(×) 下方10.5cm(○)
    右灯:左方4.6cm(○) 下方8.5cm(○)

自社ヘッドテスターの調整値は、左右方向0cm、下方6cmに統一しています。合格範囲は左右にそれぞれ27cm、下方2cm~15cmの範囲です(いずれも車両前方10mの照射位置での計測値)。

審査事務規定の一部抜粋です。
「すれ違い用前照灯は、夜間に自動車の前方にある交通上の障害物を確認でき、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の明るさ等に関し、テスタ等その他適切な方法により審査したときに、次の基準に適合するものでなければならない。ただし、5-57-2-1①後段及び③後段の計測の条件で計測し、それぞれの判定の基準に適合した自動車にあっては、当分の間、視認等その他適切な方法により審査すればよい。」

要約すると、「当分の間、全車両ハイビームで検査してよい」としています。規定に定められた、根本的に難しすぎる計測・判定の事実は、やはり「当分の間」仕舞っておくべきではないでしょうか。平成21年2月1日の走行用前照灯の照射方向の判定値の改正があってから以降、現在も、前照灯試験で不合格になる受検車両はほとんど無くなり、とても安定した検査業務遂行に感じるからです。今日の多くの受検車両でも、ロービームで受検しているのは全体の1%にも過ぎないでしょう。

「夜間に自動車の前方にある交通上の障害物を確認でき、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないもの」というすれ違い用前照灯の性能要件。それを満たすためのシンプルな計測・判定方法がきっとあるはず。

今年の9月1日に開け放たれるパンドーラの箱は、ギリシャ神話と同じくすぐ閉じられ、「希望」という名の新しい展開が箱の中に残ることを心から願います。


Filed Under: ホントの話

丸山モリブデンを注文する

添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

丸山モリブデンが初めての方は、まず以下の無料講座をご覧ください。 【無料講座】幻の添加剤『丸山モリブデン』の効き目が凄いワケ 丸山モリブデン ベースパワー 幻の関西地区限定ver. … 丸山モリブデンを注文する! about 添加剤が効いたと感じたことがないあなたへ『丸山モリブデン 幻の関西地区限定ver. 』オンラインショップ

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

Reader Interactions

Comments

  1. フレンズ says

    2015年3月13日 at 11:56 AM

    こんにちは。
    判定結果だけ拝見すると合格範囲から僅かに及ばず?
    といったところですけど、左右で差が大きいですよね…
    当方はスズキワゴンR(H16年式)UA-MH21Sを
    小牧軽自動車検査協会にてすれ違いにて検査しました。
    自社テスター調整値は下方6.0cm左右0.0cmです。
    左灯:135hcd 左方7.2cm(○) 下方5.7cm(○)
    右灯:103hcd 左方2.5cm(○) 下方5.9cm(○)
    繁忙期で受検台数が多いにも関わらず、すれ違い検査は当方だけでした…

  2. たけし says

    2015年3月13日 at 7:17 PM

    フレンズさん
    情報提供ありがとうございます。
    フレンズさんの計測結果はいつも検査場との差が小さく、安定した計測をされていると驚いています。
    当方はロービーム非対応のテスターを工夫しながら使っていますが、フレンズさんはどのようなテスターをお使いですか?
    今回のRG3 ステップワゴンの左灯はHIDのプロジェクターで、光度の極大点が2箇所ありました。テスターがエルボー点の位置を決定するのに影響したかは不明ですが、京都の検査官の方は、Z型配光の計測が難しいことをご存知のようでした。
    現在のすれ違い検査の受検数は全体の0.1%以下かもしれませんね。

  3. フレンズ says

    2015年3月14日 at 8:45 AM

    当方のテスターはイヤサカのHLT-130を使用しています。
    H20年に工場改修の際、すれ違い対応の機種に入れ替えましたが、
    今日までハイビーム測定しか行なっておらず、いわば宝の持ち腐れだったかと…
    http://www.iyasaka.cn/UploadFiles/200811115317743.pdf#search='HLT130‘
    よく調べてみると当方は製造番号2160番で新光源にも対応しているようです。
    http://www.hasp.or.jp/shinkoukai/HASPnews/2013/8gatu/p49.pdf#search='HLT130‘
    ただしZ型配光は当方テスター、まだ未経験なので未知数ですが…

  4. たけし says

    2015年3月15日 at 8:29 AM

    フレンズさん
    お返事ありがとうございます。
    目視判定タイプのテスターですね。
    機械任せでなく、人間の感覚で目視判定するほうが実際の見易さを反映するとおもいます。
    当方使用はイヤサカHLT-100でロービーム非対応ですが、スクリーンに映した配光を目視で判断するという点において大差がないと思っていますので、現在のところ新規導入予定はありません。
    新光源対応について、CCDによる受光は、特に低周波域で人間の目と感度が異なりますので、どのようなフィルタで感度補正していたのか定かではありませんが、HIDやLED光源とハロゲンではスペクトル分布が違うことが影響したのでしょうね。
    人間の目の感度がないかそれに近い低周波領域の話だと理解しています。

Primary Sidebar

公式メルマガバックナンバー

【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

13年間限定配信してきた、たけしくんのつぶやきを公開! 「メルマガ版 … 詳細を見る about 【全バックナンバー公開】メルマガ版 車の修理屋たけしくん note で復活!13年分の限定配信メルマガを順次掲載

スポンサードリンク

たけしくんの紹介

スーパーカーブームの真っ只中、中小工場が密集する街で育った小学生の僕は、道端に転がるボルトを仲間と拾い集め、真剣に自分たちの自動車を作ろうと… [続きを読む]

読者様からのお便り

  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に ITS より
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ) に プレミオおじさん より
  • ストライベック曲線で低粘度エンジンオイルをおすすめしない理由を考える に 軸受鋼生産技術 より

月別 過去の投稿

最近の投稿

  • ダイハツ マニュアルミッション車によく見られるクラッチ不具合(DBA-L275S ダイハツ ミラ MT)
  • 冷媒高圧がプレッシャスイッチのリミットを超えるエアコン不調の原因(GBD-U71V 日産クリッパー)
  • エンジン警告灯が点いて体感不調がない故障例(DBA-L175S ダイハツ ムーヴ P0325)
  • 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)
  • 特殊工具なしでできる?スズキ ハイブリッド ISGベルト交換 (スペーシア DAA-MK53S)

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

人気の記事一覧

Footer


This Website is Produced by ITS

公式SNS

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • Youtube

サイト内検索(複数ワードはカンマ , 区切り)

カテゴリー別 過去の投稿記事

スポンサード・リンク

  • 日本語
  • English

Copyright © 2025 · ITS All Rights Reserved