先日、車検整備でお預かりした日産 ADバンは、クーラント温度の上昇が随分緩慢でした。
平成17年式 CBE-VFY11 QG15DE 4AT 走行距離 10,3000km
交換前提でサーモスタットの点検を実施します。サーモスタットは、クーラントを冷却するラジエータへの水路途中に設けられていて、エンジンを適温に制御する大切な部品です。
サーモスタット中央部にはサーモワックスと呼ばれる温度依存型の変形部が内蔵されていて、その温度による変化の力で弁を開閉するものです。一部電子制御のアクティブサーモスタットもあるようですが、ほとんどの場合はパッシブです。
サーモスタットの一部が金属疲労などで破損して完全に機能しなくなると、オーバーヒートやオーバークールといったわかりやすい故障に陥りますが、経年変化は見逃しがちです。適温に制御されていないエンジンは各部クリアランスが適切でなく、エンジンオイル消費の増大や、燃費悪化などを招きます。
今回交換したサーモスタットも、閉弁時間に新旧明らかな差がみられたのです。
mack says
怒涛の入庫みたいですね
メーカー別に整理してupされてるようですね。
myサニーも15万キロでサーモ心配です。
SR15DE低燃費車 20kmLから13kmLまで落ちてきました
リアショックが2種有って外さないと注文出来ないようです。