継続検査の受検代行(いわゆる車検)の1コマ、前照灯(ヘッドライト)試験の風景です。
車検場内にいくつかある検査セクションで、最も不合格率の高い前照灯試験(ヘッドライト検査)。2015年9月1日以降、さらに不合格率が高くなりそうな報せを目にしました。いままで行っていたハイビームの検査がロービーム主体になるというものです。
僕の場合、最寄りの京都運輸支局内の車検場に点検整備した自動車を持ち込み、道路運送車両法の保安基準に適合しているか、自動車の検査業務を担う自動車検査独立行政法人(略称:NAVI、通称:自動車検査法人)に審査を依頼するという形式です。普段何気なくレコーダに通している自動車検査票の左上隅には「審査依頼書」の文字が書かれています。
この審査依頼書に全ての検査セクションの合格印をもらわないと新しい有効期限の車検証の発行を受けられません。そして、不合格になった場合は、手直しの後、長蛇の列に並びなおさないといけない場合が少なくないのです。
次回『前照灯試験(ヘッドライト検査)と保安基準《その2》』に続く。