ダイハツ ミライースを24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしました。
平成24年式 DBA-LA300S KF CVT 走行距離 28,000km
第3のエコカーと言われる低燃費自動車で、アイドリングストップ機構をはじめとする様々な工夫が凝らされ、燃料消費を改善させています。カタログデータではガソリン1リットルあたり30km以上も走行するという自動車です。
販売台数が伸びた要因は低燃費も然ることながら「低価格」でしょう。最廉価版は車両本体80万円を切るものでした。数々の改良や、見直し、新技術を投入した第3のエコカーはバーゲンプライス過ぎる印象がありました。このような部品(S&T大宇製 リアショックアブソーバ)にも、従来の垣根を越えたと思われる痕跡が見られます。
点検整備で気が付いた特異な点は、新車で装着されていたバッテリーの6室ともバッテリー液の減少が見られたことです。
多くの場合、この程度の走行距離では、極の付いた両端の2室の液減少が見られるのですが、全室に減少がみられたのは初めてです。充電制御に加えて、アイドリングストップで頻繁にセルモーターを駆動することで充放電が従来型とは状況がかなり異なるのかもしれません。早期に専用バッテリーへの換装をお勧めしました。
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