24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしたホンダ ステップワゴンです。
平成21年式 DBA-RK1 CVT 走行距離 162,000km
年間走行距離が3万キロ以上になりますので、より一層入念な点検整備が必要です。
まず、スパークプラグの交換を実施します。ダイレクトイグニッションコイル保護の目的と、車検後1年以内にメーカー推奨交換時期が来るためです。汎用品には無い品番のスパークプラグはホンダ純正品を使用します。
エアクリーナやエンジンオイルフィルタは、純正と遜色のないハンプ(HAMP, ホンダ第二純正)を用いました。
そして、エンジン付近からの異音はこちらのエキゾーストマニホールド(三元触媒一体型)をシリンダブロックで支えるステーの破断でした。
供給された部品は形状が変更されていました。補強を目的にした変更のようです(上:破断したステー、下:対策されたと思われる供給部品)。
繰り返し振動による金属疲労が原因で肉厚のステーが破断したと思います。破断したステーの補強で逃げ場の無くなったエネルギーが悪循環を起こさなければいいのですが、何か掻痒感の残る不具合でした。
読者様からのお便り