24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしてます三菱タウンボックス。
平成11年式 GF-U61W 3G83 5MT 走行距離 148,000km
U61系最前期の乗用ワゴンになります。貨物のミニキャブバンとは駆動系の最終歯車比が違い、最高速や加速性能に差があります。
ここ6年は年間2万キロ走行されてるお車です。定期交換部品を中心にメンテナンスを施しました。センターコンソール下に配置されているサーモスタット。
点検整備前の試走で水温の上昇が緩慢でしたので閉じ不良になる前に交換します。適温以下のエンジンは各部クリアランスが適正でありません。諸説ありますが、暖機運転は現代の自動車でも大事なことだと思います。
バルブカバーからのエンジンオイル漏れに関しては、カバーパッキンの交換を実施します。スパークプラグホール回りやPCVバルブのパッキンも同時に交換。エンジン内部は適正なオイル交換管理でスラッジもなくとても綺麗な状態。
先日のヴィッツと同じく、純正以外を装着するとひどい鳴きが発生する3G83の補機ベルト。特にパワーステアリングポンプ駆動ベルトは、純正ベルトを使用することはもちろんですが、テンショナーの張力調整に間違ってはいけない手順があります。
そして、メーターパネル内シートベルト非装着警告灯の不点灯は保安基準不適合です。今回は電球が寿命を迎えていました。
最後に2年に一度のボディー磨きで外装をリフレッシュ。チョーキングを起こしやすい三菱のスコーティアホワイトもこの輝きです。黄変して見苦しくなる樹脂製ヘッドライトも綺麗になりました。
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