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450スマートのクラッチ学習は有効か?(MCC Smart K-car DAS診断機)

ステアリング操作不良でお預かりしていますスマートK。

ステアリング操作に関しては応急処置(等速ジョイント部注油)で通常走行に問題ない状態まで回復しました。ジョイント付近に不揮発の潤滑油を塗布しましたので、徐々に馴染んでより快方に向かうことを願います。

平成15年式 GH-MC01K ゲトラグ 6-speed semiA/T 走行距離 64,000km

スマートの変速機は、6速マニュアルミッションをロボットが操作するセミオートマです。アルファロメオの油圧式セレスピードとは違って、電磁ソレノイドを用いた方式ですから液体漏れの心配はありません。

室内の足元はブレーキとアクセルの2ペダルですが、トランスミッションには通常のクラッチ機構が備わります。このクラッチは使用していく過程で磨耗しますので、定期的なミートポイントの調整が必要と言われています。

アルファロメオのセレにも同様の調整があり、外部診断機のメニューで実施しますと、明らかに改善されるので同機構が備わるお車にお乗りのお客様には定期的な調整をお勧めしています。

では、スマートはどうでしょうか?

メルセデス用外部診断機(DAS, Xentry)を接続します。メニューにあるクラッチの学習を実行。

クラッチレバーの作動音が聞こえ、学習は完了します。

学習前の試運転時、変速に少し違和感を感じましたが、クラッチ学習実行後は少し改善されたように感じました。

↓高性能な汎用診断機がリーズナブルに手に入るようになりました。

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ITS