24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしたスズキ ワゴンRです。
平成11年式 GF-MC11S F6Aターボ 4AT 走行距離149,000km
緩やかな過給のF6Aターボ。鋳鉄ブロックのエンジンはクーラント交換が悪いと内部腐食が著しく、ラジエータ、ヒーターコアの詰まりや、タービン冷却系の損傷など、手の施しようのない状態に陥った同型車を多く見ました。こちらは適切なクーラント交換で、この車齢、走行距離まで全く問題なく稼動し、7回目の車検を迎えました。
サイドブレーキワイヤのホルダが千切れていたのは、廃棄するリブドベルトを加工して処置。
他は特に交換部品もなく、液体類の交換を済ませて快晴の中、軽自動車検査協会の車検コースへ。
その日、車検に合格して店に戻るとノートパソコンの調子がおかしいことに気が付きます。再起動しますが、一瞬のブルーバックの後、シャットダウン… リカバリーディスクで回復を試みますが万策尽きてOS再インストール。
アルファロメオの診断で活躍する診断機 muitiecucan のライセンスも消失してしまい、OS再インストール後のハードウエアは、メモで控えておいたライセンスキーではアクティベーションできなくなりました。
正規で購入したライセンスです。早速購入元に連絡を取ります。新しい車種を診断する機会が少ないのでアップデートの権利は消失しているはずですが、新規購入は回避したいものです。数日後返事が届き、購入元で過去の記録を閲覧くださったようです。新しいライセンスキーも発行していただけました。
そして、無事 muitiecuscan は再起動しました。
頼りない電子機器に頼りきりの毎日です。翻弄されない環境をもっと意識する必要がありそうです。