他府県でご購入された認定中古車のフォルクスワーゲンゴルフ、点検でお預かりしました。
自家用乗用車の法定点検は12ヶ月毎ですが、それより短い間隔、理想的には季節の変わり目毎のご来店をお勧めしています。車齢が10年を越える輸入車は、放っておいても進む劣化や機能不全とどう向き合い、どうお付き合いしていくかがポイントといえます。
日本の街でよく見かけるフォルクスワーゲンも遠く離れた国で生産された工業製品です。車両も補給部品も多くの人手を介して手元に届きますから、車格は同じでも、価格は国産車と同等ではありません。
平成15年式 GH-1JBFQ 走行距離 57,000km
近年の自動車は国産輸入車問わず各部に電子制御の介入があります。近畿運輸局推奨の様式に則った記録簿の点検だけでは十分とは言えません。
VCDSに接続し、前回の点検から今回の点検までに蓄積された情報を読み出します。
接続ポートはセンターコンソール奥の紫のコネクタ。
2ヶ月ほど前に突然のバッテリー上がりで交換されたと伺いました。
おそらくそのときのものと思われるフォルトが3つありました。
どれも一時的なもので現在進行している不具合ではありません。
ログを取って一旦消去し、次回点検までの経過を観察することにします。
さらに、ドアの建て付けなど、気になる部位も上手く修正することができました。エンジンオイルもリフレッシュしエンジンのフィーリングがさらに軽くなったと思います。
次回は車検時の点検ですね。大きな不調がないことをお祈り申し上げます。
この度はご来店誠にありがとうございました。
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