車検でお預かりしましたのは、トヨタ クラウン。
平成11年式 GF-JZS151 1JZ-GE 4AT 走行距離 245,000km
前回の車検で2度目のタイミングベルト交換を実施。油脂類、消耗品、定期交換部品の交換のみで、この車齢、走行距離までノントラブル。トヨタ品質の底力を感じます。
エンジンオイル交換、スタッドレスタイヤ交換などで頻繁にご来店いただいておりますので簡易点検で大きなトラブルを未然に防止… と思っていましたが、すっかり変色してしまったラジエータを含めて故障しそうな場所すら故障しないのです。
整備を終えて試運転しますと、ショックアブソーバがきっちり機能せずとも、ひどく荒れた雰囲気はなく、クラウンの乗り心地は健在。あの独特の乗り味は、サスペンション各部に配置されているブッシュが大きく関係しているような気がします。
同年式のJZX100系 マークⅡ、クレスタ、チェイサー、エンジンや足回りにクラウンと比較してこれと言って違いがないように思いますが、静粛性だけではない差が20万キロを超えるとよくわかります。
やはりいつの時代のクラウンも、紛うことなきトヨタのフラッグシップだと感じるのです。