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近年の軽バンストーリー(ダイハツ ハイゼットカーゴ EBD-S321V 車検整備)

はじめて拝見するダイハツ ハイゼットカーゴはリースアップ。

平成20年式 EBD-S321V KF-VE 3AT 走行距離 60,000km

今回で3回目の車検になります。リース車の特徴といえる不十分なメンテナンスで、今後満足に走行できるかは運次第でしょう。


6万キロ無交換だった点火プラグは著しい磨耗。イグニッションコイルへの負担が心配です。

その他消耗品、油脂類を交換して軽自動車検査協会の車検コースへ。

カーゴのみフルチェンジした10代目ハイゼットのマイナーチェンジ版 S321V は新開発のKF-VEエンジン搭載で、タイミングベルトに替わって金属チェーンでカムドライブ。

数年前、三菱ミニキャブバン U61V のテールランプがハイゼットカーゴと共通になりました。

極めて異例な部品共通化に驚いたのも束の間、そのミニキャブバン U61V はスズキ エブリイ DA64V のOEMになり、三菱ミニキャブ U61 は名機3G83エンジンと共に姿を消すことになりました。

そして、「農繁ポルシェ」こと富士重工のサンバー。
空車時トラクション抜群の水平エンジンRR の名作はハイゼットカーゴのOEMに…

特徴が際立って魅力的だった各社軽バンは最早、十把一絡げ。昨日のフィアットパンダとは対照的ですね。

エンブレムのみ違う1車種になる、少し切ない物語です。

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