「40km/hくらいでハンドルに凄いバイブレーションが出るんです…」とタイヤ前後ローテーション直後にお客様が戻ってこられました。
アルファ156 平成13年式 GF-932A2 2.0TS Selespeed 走行距離 104,000km
前輪タイヤの磨耗が著しかったので前後輪の入れ替えを行ったのですが、元右後輪に装着されていたタイヤ内側にノコギリ状の偏磨耗があるのを見落としてそのまま前輪に装着していたようです。
原因は右リアハブベアリングのガタでした。リアタイヤに装着していた偏磨耗タイヤは操舵輪に付けると我慢できないくらいのバイブレーションを発生したようです。
ハブベアリングにはABSセンサープレートがアッセンブリされていて、非常に高価。
スピンドルに圧入されていますので、組み付けにも取り外しにも油圧プレスなどが必要になります。
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