車検でお預かりの日産セレナ。奥のスズキ エブリィのクラッチ交換と平行して作業を進めます。
平成19年式 DBA-NC25 MR20DE CVT 走行距離 198,000km
ラジエータの交換を終え、異音があったファンベルトテンショナーを交換します。ファンベルトの取替えのときは気にしていなかったのですが、テンショナーの固定ボルトはトルクスのT50で、フレームが近接していて工具が入りません。仮にボルトが緩められたとしても、ボルト長が相当ありますのでフレームに干渉して抜けないでしょう。
思案の結果、エンジンマウントの固定を離脱、右フロントタイヤハウスのライナーを取り去り、楕円のサービスホールと思しき穴の位置に固定ボルトが見えるまでエンジンを上昇させます。
この位置でもT50トルクスソケットはユニバーサルジョイントを介さないとアプローチできません。これしか方法が思いつかなかったですが、正解だと思います。
ダイナモベルト用 オートテンショナー [品番:BFAT007]セレナ TC24 TNC24 RC24※適合確認が必要。ご購入の際、お車情報を記載ください。【smtb-k】【kb】【あす楽対応_近畿】楽天カード分割 楽天で購入
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そして、テンショナーの固定は解けたものの、テンショナーを抜くクリアランスがありません… そこで、クランクプーリーを離脱。とても固かったクランクプーリーボルトは、サービスマニュアルによると角度締め付け法です。
指定のトルクで締め付けた後、マーキングしてさらに60°締め付けます。
24インチのブレーカーバーでも結構力いっぱいでした。